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ワインの楽しみ方

ワインの愛し方~秋保ワイナリー~クラウドファンディング&テロワージュ編

         
こんにちは!
お久しぶりの縫(nui)です♪

Withコロナが日常となって、早1年以上が経ちますが、ワインの楽しみ方やワインとの接し方において変化があった方も少なくないのではないでしょうか?!

私もその1人でして、コロナ以降は外で飲む機会もめっきり減ったせいか、今までにも増してアルコールに弱くなってしまい、家飲みの消費量までも減って、寂しく思っていた時に、秋保ワイナリー(http://akiuwinery.co.jp/ )さんがクラウドファンディングに挑戦している、という情報をキャッチ!
コロナを吹き飛ばさんほどの情熱とワクワクを感じるプロジェクトに自分も参加することで、コロナ下において停滞気味だったワインライフが、にわかに活気づいたのでした。
>>参加したクラウドファンディングはこちら
       
        

久しぶりにワインとしっかり触れ合って感じたことは、頻度が少なくても、ワインへの愛が深まる体験をすることで、ワインライフはとても満たされる、ということでした。

そこで今回は「ワインの愛し方」と題して、ワインへの愛が深まる体験を紹介したいと思います♪
最近ワインと距離ができてしまって寂しい、と感じている方の参考になれば幸いです。
      
      

ワインの愛し方① クラウドファンディングに参加する♪

       
ワインへの愛が深まる体験と言えば、収穫体験やワイナリー見学などがメジャーですが、クラウドファンディングに参加する、というのもおススメです。

なぜなら、クラウドファンディングには、それなりの窮状というか、支援を募るに至った事情のあることが多く、それを知るとつい応援したくなってしまい、ただワインを買うだけなら高いとか安いなどとジャッジしてしまいそうな金額でも、ポーンと気前よく、気持ちよく支払えるからです。

今回、秋保ワイナリーさんのクラウドファンディングは、コロナの大打撃(売上8割減少‼)を受けながらも、それを逆手にとって「人と人との繋がりを加速させたい」という想いにまで昇華させたプロジェクトで、読んでいるだけで感動とワクワクで興奮してしまいました。
>>参加したクラウドファンディングはこちら
     
      

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選べるリターンもたくさんあり、と~~~~っても迷いましたが、3年前に秋保ワイナリーさんを知って以来、ずっと「いつか行きたい」と思ってきた私は、思い切って秋保ワイナリーのワインと東北の食を満喫できるランチ会参加というリターンを選びました。(その様子は次の章で♪)

参加すればわかる、クラウドファンディングの魅力。
まだ未体験の方は、ぜひ、情報に触れるだけでもどうぞ♪
「こんなお金の使い方があったのか!」と嬉しくなると思います。

「ワイン クラウドファンディング」と検索するだけでも、たくさん情報は出てきますが、日本ワイナリー協会が企画するプロジェクトの一覧サイトが見やすかったので、以下に記載いたします。ご参考くださいませ♪
https://nihonwine-fun.nta.go.jp/crowdfunding/
       
       

ワインの愛し方② マリアージュの一歩先へ!テロワージュを満喫する♪

       
ワインへの愛が深まる体験として、私にとって欠かせないものは食とのマリアージュです。
もともと甘いお酒しか飲めなかった私は、最初はワインが美味しいと感じられず、ポカリスウェットで割ったりしていました。苦笑

ところが、オリーブオイルとバゲット、チーズなどと一緒にワインを飲んでみたところ、単体では美味しくなかったワインが急に「美味しい!!」と感じられ、衝撃を受けたのでした。

ワインの勉強をして、こうしてコラムを書くようになってからは、試飲会やイベントなどでワインだけを数十種類ひたすら飲んだりすることも多いのですが、やはり食と一緒に味わうことで、ワイン単体では得られない感動に出逢えるのが、マリアージュの最大の魅力です。

クラウドファンディングのリターンには、東北まで足を伸ばせない人も選べるような、物品購入のみというものもあったのですが、敢えて現地に行き、東北の食材とワインのマリアージュが楽しめる「テロワージュランチ会」というリターンを選んだのには、そのようなマリアージュへの強い想いもあったからでした。
      
      

21079写真:黒ソイのタルタータ ダルスのクロスティーニ × RIVER WINDS BLANC 2020(酸が残った状態で収穫したデラウエア、完熟したデラウエア、ネオマスカットのブレンド)@テロワージュランチ会
        

       
それにしても、このランチ会の名前についている“テロワージュ”
マリアージュとは何が違うのでしょうか?
知らない方も多いかも知れませんので、ご説明いたします。

テロワージュとは…
気候風土と人の営みを表す「テロワール」と、食と酒のペアリング、結婚を意味する「マリアージュ」を掛け合わせた造語です。
「究極のマリアージュ」は産地にありをコンセプトに掲げ、テロワージュを通じて、東北の⼈・⾷・⾵景・⽂化の協奏による新しい感動体験を東北から世界に向けて発信していきます。
TERROAGE TOHOKUの公式サイトより(https://www.terroage.jp/organization/)

       
なるほど。ワインとお酒のペアリングによるマリアージュに加え、さらにテロワールを感じられる要素も一緒に満喫できるのがテロワージュなんですね!

そんな「テロワージュ」を満喫するランチ会当日。
        
        

21080写真:会場ではマスク会食徹底のために、マスクが汚れることを考慮して、使い捨てのマスクを配布。検温、除菌、換気の徹底など、しっかりした対策がとられていました。
       

       
デザート、コーヒー・紅茶、自家製パンを除いても、前菜からリゾットまで、料理の数はなんと9種類!!つまり「ワイン×食」だけでも9種のマリアージュを満喫しました。

スズキのオーブン焼き&牡蠣のフリット×シャルドネ、あん肝テリーヌ×甘めのマスカットベーリーAなど、合うだろうことが多少なりとも想像できるマリアージュは、悶絶の美味しさではありましたが、敢えてここでは省略し、これぞテロワージュ…この土地、このソムリエ&シェフ、このワインでしか叶わなかったのでは、と感じられたものを紹介します。


●野菜とMBA(マスカットベーリーA)の泡「Banji Rouge 2020」のマリアージュ 2品
        

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会場となった仙台市泉区紫山のイタリアンレストランPORTTAVOLA ポルターヴォラ(https://porttavola.org/ )さんの強みは、「地元だからこそ出来る朝どり食材の魅力、市場以上の鮮度」とのことで、この日も野菜はすべて無農薬!

写真左「丸森育ち元気豚と春キャベツ 菜花のココット焼き」は、普通なら豚肉がメインだと感じるところを「とにかく、キャベツとこのワイン、合わせてみてください!」と、ソムリエの川村氏。
また、写真右の「みやぎの元気な野菜たち 自家製生ハム添え」については「うちはとにかく野菜に自信があって、これが今日のメインだと言いたいくらいの料理です!」とのこと。

野菜とMBA?!と、驚きつつも、両方を味わってみて、なるほどっ!!!
Banji Rouge 2020はMBAの甘い香りを楽しめつつも、味わいはキリっと爽やかで、甘さ控えめ。程よい果実感が、野菜との口内マリアージュでバルサミコ酢のような働きをしてくれて、まるで料理の一部…ソースやドレッシングであるかのごとく、見事に一体となりました。ビックリ!
ヴィーガンの方や、食事も気遣う美容女子にはとても参考になるマリアージュではないでしょうか♪

●ワイン×シードル×シトラス果汁?! ホットロゼ?! ワイン×ほうじ茶?!

テロワージュランチ会で驚いたのは、ワインへのどこまでも自由な姿勢。川村ソムリエ自ら「完成された逸品を丁寧に大胆にお伝えしていくことが私の使命」とおっしゃっている通り、この日も、普段から美味しく・気軽に・自由に飲めるような工夫が次々と提案されたのですが、どれも完全に未体験ゾーン。
       

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まずは、乾杯時のスパークリングにビックリ。
酸の強いデラウエアのペティヤン(微発泡)に少し甘さのあるシードルを混ぜたもの。白ワインだけのスパークリングには出せない、リンゴ由来のフルーティさがほんのり感じられ、病みつきになりそうな一杯。

しかもその後、ハイブリッドなこのスパークリングに、オーガニックのレモンとベルガモットの果汁が、まるでビールを注ぎ足すかのように当たり前に注がれたのです!(驚‼)

2品目の「白魚とプンタレッラ 塩レモン風味」に合わせて、とのことだったのですが、料理ともすごく合ってビックリするやら、ワインに違う飲み物をそんな風に注ぎ足していくなんて、初めての経験だったので、本当に衝撃を受けました…笑
       
         

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写真左は、今回一番の衝撃、ホットロゼ。
赤のホットワインは何度か飲んだことがありましたが、色んなものが入ってしまっていて甘いし、好きではありませんでした。
が、このホットロゼ、何も入っていないのに、なんて美味しいこと!!!!!
「40℃くらいの温めの燗にすると美味しいんですよ」と川村ソムリエ。
確かに、温めのせいかワインとしてのフレッシュな果実味を残したままなのに、温かさが加わることで、少しまろやかで優しい、ほっこりする飲み物へと変容した感じです。

これはワイン初心者に近いような女子や、ホットワインが苦手だという人にもウケが良いはず!と女性である私は思ったのですが、同じテーブルの男性ふたりも「これは絶対おでんに合う!」「キッチンカーで少し肌寒い時期とかに出したら絶対イイ!」と絶賛。笑
男性も認める美味しさだったのでした。

※ちなみに今、このホットロゼを自宅で再現して飲みながら、当コラムを再校しております。
やっぱり、美味しい…笑。


写真中央は、そのホットロゼに、さらにほうじ茶をブレンド!!!
写真右の「天日干しササニシキ 水タコとセリのリゾット」と一緒に味わうと、“おにぎりと麦茶”のような合いっぷりで、美味しいやら、ビックリするやら、もうなんだか笑うしかありませんでした(笑)。

というわけで、私の初めてのテロワージュ体験は驚きと興奮と感動のうちに幕を閉じたのでした。

「究極のマリアージュ」はまさに、産地にありました。
⼈・⾷・⾵景・⽂化の協奏による新しい感動体験、テロワージュ、恐るべし!!
東北・美酒と食のテロワージュ(https://www.tohoku-bishu-shoku-tourism.jp/ )
       
       

ワインの愛し方③ ワイナリーに遊びに行ってみる♪

      
テロワージュランチ会翌日に訪れた秋保ワイナリー(http://akiuwinery.co.jp/ )さんは、予約不要でいつでも見学できるのが良いところ。
スタッフさんが案内してくれる、などというわけではないのですが、ぶどう畑の周辺を自由に散策でき、貯蔵庫などもガラス越しに見られます。
         
         

21084左:ブドウ畑
右:ワイナリー内に展示されているブドウ畑マップ。苗木の種類がわかります。ゲブルツやタナ、マルバジア、アルバリーニョ、ピノタージュ、サンジョベーゼなど、今後が楽しみな品種がいっぱい♪

       
        

21085左:ガラス越しに見られる貯蔵庫。
中央&右上:ワイナリー内のショップとカフェスペース。ワインやシードル、ワインに合う食べ物などはもちろん、ワイン関連グッズなどもあり、見ていて飽きない品がたくさん♪
右下:前日のイベントでワインはほぼ飲み尽くした&購入したため、カフェではソフトクリームを♪甘さが程よく後味スッキリなのに、なめらか&濃厚で、と~~~っても美味しい!!有名なのか、後から入店した3組くらいのお客さんも、みなソフトクリームを食べていました。もちろん、ワインやシードルのお得な試飲セットもありますし、発送も可能です♪

        
        

ワイナリー見学というよりは、ショップ併設のオシャレなカフェという感じで、フラりと出掛けられるカジュアルさが魅力的だと感じました。

ワインの愛し方④ ワイナリー周辺の観光を満喫する♪

今回、時間の関係で果たせなかったのが、ワイナリー周辺の観光でした。
秋保と言えば、奥州三名湯の1つである秋保温泉が有名です。
秋保ワイナリーは秋保温泉郷の街中にあり、ワイナリーに行くなら絶対に温泉もセットだ!!と思い続けてきたのですが、テロワージュランチ会の会場が温泉街から離れていたため、今回は温泉のあるお宿には泊まらなかったのでした。

が、改めてワイナリー付近の観光名所を探してみると、温泉以外にも日本の滝100選の1つ、秋保大滝をはじめ、渓谷美を楽しめる磊々峡、秋のライトアップで有名な天守閣自然公園など、寄ってみたいところが盛りだくさん!

また、自転車好きの方には仙台里山ライド(http://www.satoyama-ride.com/)というサイクルコースもあり、秋保ワイナリーを含めた数か所の秋保名所を自転車でめぐることができます。(秋保ワイナリー代表の毛利さんもサイクリスト♪)

21086写真:仙台里山ライド 秋保観光ポタリングコース(http://www.satoyama-ride.com/course-akiu/) より
     

      
魅力的な飲食店もたくさんあり、次回はしっかり下調べをしたうえで、秋保に2泊くらいして色んなお店や観光名所を周りたい!と思いました。
      

21087写真:ワイナリー以外にかろうじて寄ることができた、蕎麦&ガレットのお店「あずみの」さん。もっちもちのガレットがとても美味しかったです♪
       

ワインの愛し方 まとめ

        
これまでもワインを愛してきた自負があり、ワイン関連のクラウドファンディング経験もあった私ですが、テロワージュという新しい体験ができるクラウドファンディングに参加したことで、ワインに対する愛は今まで以上に深まりました♪

これからも、ワインへの愛が深まる体験をシェアしていけたらと思っております♪
       
       

Photos by atelierkkphoto

        
       

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縫
ワインと音楽で世界を繋ぐシンガーソングライター=ワインソングライター縫。
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あくまでも一消費者のスタンスにおいて、自分のペースで日々ワインへの愛と学びを深めております♪

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