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突撃リポート

【UAワイン部と学ぼう】チリワインが人気の理由とは?メルシャンおすすめ「フロンテラ」もテイスティング!~後編~

今回、「UNITED ARROWS LTD.WINE CLUB」(UAワイン部)部長 蟹澤徹さんと一緒にチリワインについて学んでいます。

前編では、メルシャン株式会社 営業本部 マーケティング部輸入グループ 須永和子さん
にチリワインの基本、日本で人気の理由、選び方などをレクチャーしていただきました。

後編は、チリを代表するワイナリー「コンチャ・イ・トロ」が生み出すワインブランド、「フロンテラ」のワインを蟹澤さんがテイスティング。

手軽に手に入れることができるワインばかりですので、ぜひチリワインを選ぶ際の参考にしてみてください。

今回の出演者

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▲ 左:メルシャン株式会社 営業本部 マーケティング部輸入グループ 須永和子さん(以下、須永)
右:「UNITED ARROWS LTD.WINE CLUB」(UAワイン部)部長 蟹澤徹さん(以下、蟹澤)

        
         

「フロンテラ」について

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「フロンテラ」は、チリを代表するワイナリー「コンチャ・イ・トロ」が生み出す、日常で楽しめる本格派のチリワインブランド。

“フロンテラ”は、境界を意味するスペイン語であり、北はアタカマ砂漠、南は氷河、東はアンデス山脈、西は大西洋という多様性に富んだチリの自然が表現されています。

“飲みやすい”、“バランスが良い”とか、“どんなシーンでも使いやすい”など味わいについて多くのユーザーから愛されているほか、シンプルで安っぽくない、ワインらしい正統派なパッケージデザインも人気。(とくに山の絵が人気)

20年以上続く、日本で長く愛され続けられているロングセラーブランドです。

「フロンテラ」を8種類テイスティング!

21067今回、「フロンテラ ブランド」から須永さんが抜粋してくれたのは8種類のワイン。

スタンダードシリーズ

・〈シャルドネ〉
・〈ピノ・ノワール〉
・〈カルメネール〉
・〈カベルネ・ソーヴィニヨン〉

プレミアムシリーズ

・〈シャルドネ〉
・〈カベルネ・ソーヴィニヨン〉
・〈ナイト・ハーベスト ホワイト〉
・〈ナイト・ハーベスト レッド〉

これらを、実際に蟹澤さんがテイスティング。

蟹澤目線でのコメントをしていだきました。
        
        

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●スタンダードシリーズ 〈シャルドネ〉

蟹澤

僕が想像している、「ニューワールドのシャルドネ」らしい味わいです。安心する味わいですね。

飲んだ瞬間、“これはシャルドネ!”とぱっと理解できる味わいなので、気軽に楽しむことができそうです。

フルーティーなのですが、どことなくバターのような樽熟成を経たような風味もあります。ただ、樽熟成は行っていないとのことですので、こういったニュアンスが出るところはとても面白いと思いました。


●スタンダードシリーズ〈ピノ・ノワール〉

外観はピノ・ノワールらしいのですが、味わいは自分の想像とは良い意味で違った印象でした。

スモーキーでスパイシーな香り。赤系のベリーは感じますが、それだけでなく複雑な風味を感じますしボディもしっかりとしています。

タンニンはスムースですが、酸がしっかりとしているので全体的に骨格がある印象。

個人的にチリにピノ・ノワールといった印象はなかったのですが、この〈ピノ・ノワール〉のようなミディアムボディの力強く洗練された感じは好みだな、と感じましたね。


●スタンダードシリーズ〈カルメネール〉

しっかりとした印象ながら、決してしつこい…という味わいではないですね。

カルメネールについては、カベルネ・ソーヴィニヨンより濃くボディもかなり強いと思っていたのですが、パワフル過ぎないミディアムボディといった印象でした。

スパイシーさや複雑性、シダを思わせる青いニュアンスなど、とてもユニークな赤ワインだと思います。


●スタンダードシリーズ〈カベルネ・ソーヴィニヨン〉

これは、安心の味わい。個人的にチリカベ(チリのカベルネ・ソーヴィニヨンのこと)が好きなので、毎日飲みたいと思わせるような美味しさです。

スモーキーさ、スパイシーさ、黒いベリーやプラム、ベジタルな風味。想像以上にタンニンが洗練されていますし、余韻も長い。

“カベルネ・ソーヴィニヨンとは?”と言われた際、その特徴がしっかりと出ているわかりやすい味わいです。
        
        

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●プレミアムシリーズ〈カベルネ・ソーヴィニヨン〉

黒系のベリーなどの果実味、酸味、タンニンのバランスが最高ですね。

ダークチョコレートのようなニュアンスやエッジの効いたスパイス、強過ぎないスムースなタンニンなど、洗練されています。

スタンダードシリーズの〈カベルネ・ソーヴィニヨン〉も好みですが、個人的にはプレミアムシリーズ〈カベルネ・ソーヴィニヨン〉が一番好きかもしれません。


●プレミアムシリーズ〈ナイト・ハーベスト ホワイト〉

マスカット・オブ・アレキサンドリア主体のブレンドということで、マスカットの風味がしっかりと感じれますね。

夏場にしっかりと冷やして飲んだら美味しそうです。

ワインが苦手な方や初心者の方などにも受け入れられやすい、とっても飲みやすいワインではないでしょうか。


●プレミアムシリーズ〈ナイト・ハーベスト レッド〉

こちらは、主にシラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドということで、肉を思わせる印象。

肉とガッツリと合わせたい力強い味わいですね。

アロマやさまざまな風味、タンニンがかなりしっかりとしているものでアルコール度数がかなり高いと思いきや、そうでもない。

力強い味わいの赤ワインを求めている方には、とてもおすすめの1本だと思います。
       
       

蟹澤さんから見たチリワインの印象は?

       
チリワインの基本から、日本で人気の理由、チリワインを代表する人気ワイン「フロンテラ」のテイスティングまで、チリワイン尽くしの時間を満喫した蟹澤さん。

チリワインについて、どのようなことを考えたのかお聞きしてみてました。
      
      

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蟹澤

まず、ニューワールドでピノ・ノワールといった印象がなかったので、しっかりとした味わいのピノ・ノワールがチリにあることは新しい発見でした。

また、赤ワインで感じたのが、全体的にフルボディなイメージのものはミディアムボディ、ライトなイメージのものもミディアムボディ…といった感じで、繊細かつ飲みやすいミディアムボディに寄ってきているといった発見もありましたね。

シャルドネは、スタンダードシリーズは安定の味わいながら、プレミアムシリーズになると繊細で複雑になる…というのも面白かったです。

チリワイン全体の印象としては、良い意味でのファストファッションのような立ち位置なのかな、とも感じます。

ファッションでもハイブランドは高級過ぎるので、日常的にそれなりに質のよいカジュアルな価格のもので十分という方も多くいます。

近年の傾向からファッション業界もカジュアル化が進んでおり、近年のリモートワークの影響からもよりカジュアルで手軽なものが好まれる傾向です。

こだわりのワインショップに行かないと手に入らない高級ワインではなく、近所のコンビニやスーパーで手に入る、なおかつコスパがイイというチリワインは時代にフィットしている存在なのではないでしょうか。

デイリーワインというと狭いイメージですが、「フロンテラ」のように種類やレンジを多く楽しめるものもありますし、味も文句無し。

いい勉強になりました!
         
          

あらためてチリワインは日常使いしたくなるワイン!

21069蟹澤さんのいうように、日常使いできる上に質が高い…というものが今の時代にフィットしてきているのかもしれません。

もちろん、特別な時にはヨーロッパの高級ワインやチリの高いレンジのワインを選んでもいいでしょう。

ただ、ワインがお好きな人であれば毎日楽しみたい…というのが本音のはず。

毎日楽しめるワインをお探しの方は、ぜひ「フロンテラ」から始めてみてはいかがでしょうか?

参考

       
フロンテラ
       
       

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【UAワイン部と学ぼう】チリワインが人気の理由とは?メルシャンおすすめ「フロンテラ」もテイスティング!~前編~

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