近年、話題の定額制サービス「サブスクリプション」。
ワイン業界においてもワインのサブスクリプションならぬ、「ワイン定期便サービス」を多くの業者が展開しているようですが、一部のワインファンからこんな意見も出始めています。
それが、「ワインは自分で選びたい。むしろワインを料理に合わせてペアリングで調達したい!」という意見です。
“ワインと合わせるなら洋食”、“肉にはワイン、魚には白ワイン”、“ワインは特別な日のお酒”という既成概念も崩れつつあり、「料理に合わせてワインを選ぶ」という楽しさを求めている方も増えてきています。
とはいえ、全くのゼロベースからユニークなペアリングを試す…というのは難しいもの。
そこで今回、CAVEでおすすめしたいのがおつまみのサブスク「ツマミクル」というサービス。
ワイン選びが100倍楽しくなりそうな、このユニークなサブスクサービスをご紹介します!
ツマミクルって何!?
「ツマミクル」。
その名の通り、“つまみが自宅にやってくる”サブスクリプションサービスです。
とはいえ、わざわざサブスクにしているのですからコンビニや近所の大手スーパーでは手に入らない、おつまみが届けられる…という内容になっているのでご安心ください。
この「ツマミクル」を展開する食のショールーム・パルズによると、全国の生産者を実際に訪問し見つけてきたご当地おつまみを5~7品を厳選し、一ヶ月に一回自宅に届けてくれるそう。
要するに、“普段、近所のコンビニなどでは出会うことができない、ご当地の美味しいおつまみ(珍しい)が自宅に月一回届く”というサブスクサービスなわけです。
これ、ありそうで無かった発想ではないでしょうか。
目からウロコです!
ツマミクルの魅力は!?
「へえ…。でも、ツマミクルを利用するメリットってあるのかな…」。
こういった疑念を持たれている方もいるかもしれません。
ツマミクルの魅力は、まず前述したように原材料は国産をメインに、日本で製造されたおつまみが届くところ。(一部、日本ではあまりとれないものは外国産のものを使用。)
要するに、全国各地のちゃんと日本で製造されたおつまみが自宅に届くというところです。
もちろん、買い物に行く手間がはぶけるメリットはあるのですが、個人的にツマミクルを推したいのはそのおつまみ選びのこだわり。
バイヤーが実際に生産者を訪ね選んだおつまみであるところはもちろん、添加物ができる限り少ないものを選んでいるとか、賞味期限が長い(3ヶ月以上)のものをメインにするなど(20日〜を入れる場合もあり)、食べる側のことを思いやった内容となっているのです。
さらに、届くおつまみは基本、少量、小袋タイプのおつまみが5から7品。
手の込んだ調理をせずとも楽しめる、さくっと酒のアテにできるところも魅力なのです。
届いたおつまみと日本ワインを合わせる!?
前述したように、ツマミクルで届くおつまみの原材料は国産をメインに、日本で製造されたもの。
それに合わせてワインを選ぶ…という楽しみ方ができるおもしろいサブスクサービスです。
ただ、個人的には輸入ワインもいいのですが、できればその届いたおつまみの県で造られている、「日本ワイン」を合わせる楽しみ方がいいのかな…と思いました。
ワインファンならご存知だと思いますが、日本には300を超える数のワイナリーがあります。(山梨県が中心ではありますが…)
ワインを製造していない県も一部ありますが、案外「ここにも、あそこにも!?」という感じでワインを醸造しているワイナリーが全国各地に点在しているのも事実。
届いたおつまみの産地と、その産地の日本ワイン(なければ近隣の…)を合わせてみる…というのも、月に一回(何度でも!)の楽しみになるのではないでしょうか。
ワインペアリングのコツとして、“同じ産地で生まれた料理とワインを合わせる”というのはよくご存知だと思いますが、それが自宅で手軽に体験できるというのは魅力です。
わざわざ、ご当地の食材とワインをゼロベースから買いに行く…というと億劫になってしまうものですが、ツマミクルであればおつまみありきの状態からスタート可能。
これを使わない手はないのではないでしょうか!?
ペアリングを諦めない!
コロナウイルス感染症の拡大によって、私たちの生活スタイルは一変してしまいました。
ただ、飲食店で賑やかにワインや美味しい料理を楽しむことが難しくなったとはいえ、ワインファンであれば自宅にいながら、なおワインペアリングに対するアツい気持ちは持ち続けているはずです。
ということで、本気でおすすめしたいのが今回紹介したおつまみのサブスク「ツマミクル」。
あらためて日本の美味しいもの、そして日本の美味しいものとのワインペアリングを毎月楽しんでみてはいかがでしょうか!?
参照
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ナカゴミ コウイチ
ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。
ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。