来る11月5日。
「丸の内テラス」がオープンします。
ルーフトップレストラン・大型エンターテインメントプレイスなど計11店舗が出店するという同商業ゾーンなのですが、なんと丸の内仲通りに面した1階に、「ESPRIT de TAILLEVENT(エスプリ・ド・タイユヴァン)」がオープンするという情報をキャッチしました。
タイユヴァンといえばパリ最高峰のレストランのひとつであり、以前CAVEでも世界で3店鋪目となる「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン 東京」についてお伝えしています。(※過去の記事はコチラ >)
今回オープンする、「エスプリ・ド・タイユヴァン」は、「タイユヴァン」監修の新業態。
今回もCAVEは、オープンに先駆けて開催されたプレス内覧会に参加してきました。
一体、どんな店舗になっているのかご紹介しましょう!
タイユヴァンとは!?
「タイユヴァン」は、1946年にフランス・パリの9区で創業した歴史あるレストラン。
1973年から33年間、三ツ星を守り続けた名門として名高く、フランスをはじめとする750ものワイナリーを取り扱うワインセレクションも世界的に高い評価を受けています。
その証拠に、「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン 東京」に揃えられているコレクション・タイユヴァンは、数多くのワインファンを虜に…。
さらに、「食とワインの調和(ラコール・メ・エ・ヴァン)」にこだわった「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン」初のカフェ&バーも大きな話題となりました。
今回「丸の内テラス」にオープンする「タイユヴァン」は、新業態。
新型コロナウイルス感染の影響を受けているワイン業界において、久しぶりに明るい話題なのではないでしょうか。
「エスプリ・ド・タイユヴァン」について
「エスプリ・ド・タイユヴァン」は、「タイユヴァン」のサービスやクオリティをカジュアルに楽しむことができるるカジュアルダイニング。
つまり…あの「タイユヴァン」が厳選したワインと、それに合わせたビストロ・ブラッスリー料理を丸の内で手軽に体験できる特別な店舗となっているのです。
料理はもちろん、店内インテリアなど全て「タイユヴァン」が監修。
フレンチのクラシカルなスタイルを日本の旬の食材を使ってアレンジした、ここでしか味わうことのできない料理が多く揃えられています。
さらに同店は料理と相性の良いグラスワインを常時30種類(税抜800円~)用意しているそうですが、そのラインナップを随時変化させていくとのこと。
一度だけでなく、何度でも通いたくなるお店になりそうです。
こだわりのワインも購入可能!
ワインと食事を楽しめるだけでなく、「エスプリ・ド・タイユヴァン」ではワインを購入することも可能。
前述したように、「タイユヴァン」のワインに対するこだわりは圧倒的であり、セレクトされたワイン全てがワインファンの心を感動させてくれるものばかりです。
同店が併設するワインショップでは、「タイユヴァン」が選んだフランスワインを中心とする厳選ワインを約260種類、エノテカセレクトのワインもあわせた約460種類をラインナップ。
さらに、有名生産者から希少価値の高い小規模生産者など、タイユヴァンをリスペクトして生産するタイユヴァン・オリジナルラベルのワイン「コレクション・タイユヴァン」から40銘柄を取扱うとのことです。
これだけ特別な品揃えをするワインショップは、丸の内界隈にはそうそうありません。(近隣にあるエノテカは別…)
どんなワインが揃っているかだけでも、ちらっと覗きにいってみてはいかがでしょうか。ちなみにショップで購入したワインは、レストランスペースに1本当たり抜栓料税抜1000円で持ち込み可能。タイユヴァン監修の料理と併せて楽しむこともできます。
「エスプリ・ド・タイユヴァン」の料理とワインのペアリングを体験!
今回のプレス内覧会では、「エスプリ・ド・タイユヴァン」の料理(アミューズブーシュ)とワインのペアリングを体験することができました。
★フォアグラパルフェ 赤スグリのスフィール×ガイヤック産 スパークリングワイン(モーザック)《画像:右》
赤スグリの果実味とフォアグラ特有の風味が、ナチュラルな味わいのスパークリングワインと調和します。
★甘海老のタルタルとオレンジ×ブルゴーニュ マコン産 白ワイン(シャルドネ)《画像:中央》
オレンジとシャルドネの柑橘風味との親和性。甘エビの食感とシャルドネのテクスチャーのバランスの良さなど、こちらも完璧なペアリング。
★自家製パテドカンパーニュ×ロワール産 赤ワイン(カベルネ・フラン)《画像:左》
パテドカンパーニュの旨味と野性味を感じさせるロワール産のカベルネ・フランは抜群の相性。双方、味わいが強過ぎないエレガントな仕上がりといった部分も調和していました。
結論…「タイユヴァン」のペアリング提案は今回も完璧。
贅沢な時間を過ごすことができました。
「丸の内テラス」を楽しもう!
「エスプリ・ド・タイユヴァン」のプレス内覧会には、エノテカ社長 黒木誠也氏も出席。
「ワインラヴァーはもちろん、ワイン初心者の方もふくめて、こよくなく愛されるお店にしていきたい」と語りました。
冒頭でもお伝えした通り、同店は「丸の内テラス」に出店する店舗のひとつ。
つまり…「丸の内テラス」には数多くの店舗が出店しているということです。
「エスプリ・ド・タイユヴァン」でしっかり食事をするもよし(お昼はランチメニュー税抜1600円~、夜はコースメニュー税抜5000円のほか、アラカルトメニューも20種類ほどご用意)ちょっとしたワインペアリングを楽しんでほかのお店で食事を楽しむもよし、ワインだけを購入しにいくのもよし…。
※ちなみに、「エスプリ・ド・タイユヴァン」で提供される料理メニューの一部
■甘鯛のフリットと旬野菜 白ワインソース 税抜1,800円 ※甘鯛をウロコ付きで揚げたフリット。外はサクッと、中はしっとりとした仕上がり。ミョウガやツルムラサキなど日本の食材が添えられています。
■ブフブルギニョン 税抜2,800円 ※「エスプリ・ド・タイユヴァン」のスペシャリテ。フランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理に、高級食材の和牛ほほ肉を使用。とろけるような肉質が味わえます。
■甘海老のタルタルとオレンジ 税抜1,000円 ※半生の甘海老のタルタルとオレンジのムース、コンソメオマールのジュレと幾つもの味わいが重なった見た目にも美しい前菜。ビーツのソースと共にいただきます。
■サラダリヨネーズ 税抜1,200円 ※新鮮な野菜をたっぷり使用。砂肝入りで食感がアクセントになっています。ランチでも楽しめます(ランチメニュー:オニオングラタンスープ、バゲット、ドリンク付 税抜1,800円)
「エスプリ・ド・タイユヴァン」は、いろいろな使い方ができるお店です。
ぜひ、「丸の内テラス」を楽しむという意味でも、「エスプリ・ド・タイユヴァン」を自分なりに活用してみてはいかがでしょうか。
ご参考
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ナカゴミ コウイチ
ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。
ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。