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豆知識

年末年始、子どもたちは3回プレゼントをもらう?! そして年越しは、ぶどうとカバでスペイン流!

もういくつ寝ると…な時期に差し掛かりましたね。
帰省、除夜の鐘、カウントダウンイベント、初詣… 日本でも独特な年越し文化と、年末年始の過ごし方がありますが、ワイン生産の多い国では、どのように過ごされているのでしょうか。
先日クリスマスの過ごし方をお伝えした、スペインの例をご紹介します。

カタルーニャの子どもたちは、年末年始に3回もプレゼントをもらう?!

9596日本でこの時期の子どもたちへのプレゼントといえば、クリスマスのサンタさんからのプレゼントとお年玉ですよね。
バルセロナのあるカタルーニャ州では、3回もプレゼントのチャンスがあります!

サンタさんは世界共通!

まずは日本と同様、サンタさんからのクリスマスプレゼント。いい子にしていると、パパ・ノエル(サンタさん)から、12月25日の朝にプレゼントをもらえます。でも、これは元々のスペイン文化にはなかったもので、世界的なイベントといえるので家庭によっては行わないところもあります。

プリっと出てくるプレゼント!

9599次に、カタルーニャ州独自の文化で、「カガティオ」というものがあります。
「カガティオ」は、木の丸太に顔を描いて、帽子と毛布を被せたものです。クリスマス前から飾り子どもたちはカガティオの前に食べ物を置いたり、毛布をしっかり掛けて暖かくしてあげたりします。そうやって大事に扱ってあげると、クリスマスの日にプレゼントをもらえます!

ただ、そのイベントが独特で…
カガティオ人形を、杖でおもいっきり叩きながら歌うのです!「カガティオ!おいしいお菓子を出して!もし出さなかったら、もっと強く叩くぞ!」…と。歌ったあと、子どもたちは別の部屋へ行って、わくわくしながら待ちます。
そして、カガティオを大事に扱ったいい子には、歌ったあとにカガティオがプリっとプレゼント毛布の中に出します。カタルーニャ語で、カガ=おしりからプリっと出るもの、ティオ=薪、という意味なのです…!笑

親たちは子どもに、「見て!カガティオの毛布の中に何かあるよ!」と言って、カガティオからプリっと出たプレゼントを開けて喜びます。
ただ、もしいい子にしてなかったら…。なんと炭をプレゼントされます!(実際は、炭のような見た目の硬い砂糖菓子)。嬉しいプレゼント+炭のお菓子、というパターンも。
なんとも不思議なイベントですね。

最大のイベントは、ロス・レジェス・マゴス!

96003つ目のプレゼントチャンスは、「ロス・レジェス・マゴス」と呼ばれる日。1月6日で、日本語で言うと「東方三賢人の日」。イエス・キリストが誕生したとき、世界各地からやってきた3人の王様の話からきています。この日はスペインでは祝日で、年末年始休暇の最後の日でもあります。

この日のために、まず1月5日の夜にスペイン各地の街で、三賢人のパレードが行われます。そのパレードでは、子どもたちにキャンディーが投げられます。
そして、次の日6日の朝、子どもたちが目覚めるとプレゼントがあります。クリスマスのサンタさんと似ていますね。祝日なので、子どもたちがおもちゃで遊ぶ日とも言われています。

また、このイベント期間に、ロスコン・デ・レジェスというものが食べられます。甘いドーナツ型のパンにフルーツが載っているものです。食べるときに、2つのサプライズが隠されています。1つは三賢人の王の人形、もう1つは硬い豆。食べたときに王が出てきたらラッキーで、王冠を被ります。硬い豆を食べた人は、ロスコン代を支払わなければなりません。

子どもたちへのプレゼントは3回とは言いましたが、全部プレゼントをあげるのは色々大変なので…伝統的なカガティオとロス・レジェス・マゴスだけ、または、地域によってはロス・レジェス・マゴスだけ、というところもあります。

年越しはぶどうとカバ!

9598スペインでは、大晦日もクリスマスと同様、家族で過ごすのが一般的。もちろん、友人や恋人と過ごす人もいます。

ワインが登場するのはこの年越し!スペインのスパークリングワイン、そうカバです。
まず、年越しの瞬間にぶどうを12粒食べます。スペイン各地の市役所、広場などの鐘が12回鳴るので、人々がそこへ集まり鐘に合わせて食べます。(これがまあまあなスピード)

外に出かけない人は、マドリッド中心のソル広場の鐘が鳴る様子がテレビ放送されるので、それに合わせて食べます。この12粒のぶどうを食べると、翌年12ヶ月幸せになれると言われています。
そして、12粒のぶどうを食べたあと、カバを開けて乾杯。ポン!という音がスペイン中で鳴り響きます。乾杯の後には、その場にいる家族やグループの全員と、スペイン式の挨拶(握手や2回のキス)をして、新年を祝います。

ちなみに大晦日、赤い下着をつけると運がよくなると言われていて、みんな赤を着ているとか。

本の年越し文化も素晴らしいですが、たまにはちょっと違うことも…という方は、是非ぶどうとカバ、試してみてくださいね♪
どんなカバがいいかな…とお悩みの方には、カーヴ新入荷のこちらがおすすめ!

ヌ・アロンジェ・ロサード

9605鮮やかな色がきれいなロゼカバ。程よい赤果実の香りと、キリッとした泡、きれいな酸とエレガントな余韻。ロゼとカバのいいところ取りの素晴らしいスパークリングワインです。エチケットのデザインは、サルバドール・ダリのデッサン「横たわる女性の裸体」。
‘u’の文字は、ダリのヒゲをイメージしています。
新年を祝うのにぴったりな、おしゃれでおいしい、コスパ最高なカバです!

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やすなが あさみ
スペイン・カタルーニャワイン専門インポーターのバイヤー兼営業。 年1~2回渡西。また、常にワイナリー担当者や現地の知人と話し、現地情報を得ています。 バルセロナに留学経験あり。スペインワインも料理も文化も大好き。

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