【インポーター特集Vol.5】 素敵なワインラベルが目を引くパラジャパン。『美しいスペインワイン』とは?|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

突撃リポート

【インポーター特集Vol.5】 素敵なワインラベルが目を引くパラジャパン。『美しいスペインワイン』とは?

 
皆さんは、インポーターといわれる方々の存在をご存知でしょうか。今、お手持ちのワインボトル裏ラベルを見てみてください。輸入元というところに業者名が記載されていませんか?その業者こそが、インポーターです。
    
ワインインポーターは、各社がそれぞれのこだわりを持って世界中から素晴らしいワインを探し出し、それを私たち消費者に届けてくれています。表舞台にはなかなか出てこない影の立役者的存在であるインポーターたちを、カーヴでは今後特集していこうと考えています。
    
今回は、スペインワインを専門に輸入する『パラジャパン』を特集します。どのようなこだわりを持ってワインを選んでいるのか、どんなスタイルのワインを揃えているのかなど、樋口美香さんにお話を伺ってきました。パラジャパンがおすすめする美しいワインもご紹介いただいきました!

Q.パラジャパンでは、どのようなこだわりを持ってワインが選ばれているのでしょうか?

8857「パラジャパンでは、『美しいスペインワイン』にこだわって選んでいます。その理由は二つあります。
まず、スペイン現地で80箇所ほどのワイナリーを訪問したのですが、ワインの味わいや品質管理に細心の注意を払っているワイナリーは、ラベルにもこだわっているということが一つ目。

そして、“おいしい”と感じて、楽しい時間を過ごしていただくためには、単なる“味わい”のみでなく、“先入観”、そして“雰囲気”がとても重要であり、テーブルの上でボトルのデザインも楽しみながら飲んでいただきたい、というのが二つ目です。
パラジャパンでは、そのようなワインにこだわっています。」

Q.樋口さんがパラジャパンを選んだ理由はなんでしょうか?

8860「この会社に入社する前は、業務用の酒販店に約 10 年勤務しておりました。 その間スペイン出張で銘醸地リオハを訪問し、ワイナリーやブドウ畑をじかに見る機会がありました。

ワインは元々好きでしたが、そこでスペインという国とスペインワインをもっと突き詰めて知りたいという気持ちが強くなり、前職を退職後、1年弱スペインに留学。

一度ワインの仕事から離れたことで逆に、やはり自分はワインがやりたいのだと再確認できた気がします。」

Q.そこから、なぜパラジャパンを選ばれたのでしょうか?

「帰国後に仕事を探していたところ、弊社の求人を見つけて応募しました。スペインワイン専門のインポーターであったこと、営業をやりながら商品の選定にも深く関わっていけそうだという理由から、入社を希望しました。

少人数の会社ですので、入社してからも直ぐにさまざまなことに関わらせてもらえましたし、5月にはスペインで開催された大きな展示会にも行かせてもらえました。好きなワインに毎日関わることができますし、やりたい、と思ったことをやらせてもらえているので、入社して良かったと思っています。」

Q.樋口さんはどのようなこだわりを持ってワインを選んでいるのでしょうか?

8862「深遠で複雑なワインもすばらしいですが、あまり小難しく考えずに親しめるワイン、キャッチーな味わいでありながら、それだけにとどまらない奥行きもある、ワインを普段あまり飲まない方から上級者まで一緒に楽しめるようなワインが、パラジャパンらしいのではないかと思っています。

パラジャパンでは、ワインを選ぶ時にはワイン部の社員はもちろん、翻訳部の意見も聞きながら皆で選ぶようにしています。私がスペインで見つけてきたワインも、現地からサンプルを送ってもらい、皆に試飲してもらい扱うかを決めています。」

Q.パラジャパンといえば素敵なエチケットですが、樋口さんもエチケットにはこだわっているのでしょうか?

8861「エチケットに関しては、絵画のように、何か意味が込められていそうな、人によってさまざまな解釈をはさむ余地のありそうなものが気になりますね。

スペインにいたころエル・グレコやベラスケス、ゴヤ、ピカソ、ダリなど絵ばかり見ていたせいでしょうか。エチケットもワインを楽しむための重要な要素の一つだと思いますし、意味を想像しながら選ぶのも楽しいです。」

Q.ここだけは他社に負けない、というところはありますか?

8855「事業の『安定性・持続性』です。ワインインポーターは、在庫管理、輸送費など予想以上にコストがかかります。

パラジャパンは今期で第18期を迎えていますが、金融機関からの借り入れやリースなどもなく、すべて自己資金で明確なキャッシュフローを貫いています。
『しぶとく長く続けていくこと』が、パラジャパンの強みの一つだと思っています。」

Q.パラジャパンが、いま注目しているワインはありますか?

「ボバル品種のワインです。ボバルは、スペイン国内では黒ブドウ生産量2位の品種ですが、 スペイン国内でほとんど消費されてしまうため、日本では知名度の低い品種です。弊社のヴィヴィドールは、ボバル85%、ガルナチャ15%のワインですが、テンプラニーリョとはまた別のおいしさを知ることのできる一本だと思います。」

Q.パラジャパンがターゲットにしている層はどこでしょうか?

「生活の中に楽しみを追及している方々、すべてがターゲットです。」

Q.今後の展望をお聞かせください。

8858「2016年は、約2,900万リットル、750mlのボトルで約3,900万本ものスペインワインが日本に輸入されています。パラジャパンはスペインワイン専門インポーターですが、 この年間の輸入量と私たちの輸入量を比較すると、『まだまだやるべきことが多いなぁ』と感じています。

これからも“美しいスペインワイン”を、日本の皆さまに少しでも多く紹介することにより、 皆様の生活に潤いを提供していきたいと思っています。」

cave THE SELECTで買える! パラジャパンがおすすめするワイン

8859*マリエッタ*   
近年注目を集めている DO リアス・バイシャスの、アルバリーニョ種 100%で作られたワインです。
製造元のマルティン・コダックス社は、この品種をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、通常酸が強く辛口のイメージが強い品種を、発酵を途中で止めることで甘みを残しセミ・セコに仕上げました。
商品名の“マリエッタ”は、スペインにおいてポピュラーな女の子の名前“マリア”の愛称形で、その名が呼ばれるように多くの人に親しんでもらいたいという願いをこめてつけられました。

<担当者コメント>
「弊社商品の中でもきわめて高い人気を誇り、全審査員が女性の SAKURA AWARD においても3年連続ダブルゴールドを受賞しているシンデレラワインです。ブドウを食べているようなフレッシュさとほのかな甘みと豊かな酸、ミネラル感が絡み合う一本です。」

ご購入はコチラから
・その他のパラジャパンのワインはコチラから

Q. パラジャパンがおすすめするワイン

8850*チック* 
カバで有名なカタルーニャ州ペネデスで作られた、オーガニック認証を取得した、白ワインです。カバを造る土着品種チャレッロ種を 100%使用しています。

<担当者コメント>
「“チック”はカタルーニャ語で“若い”や“男の子”という意味があり、その名の通り若々しくフレッシュな味わいです。すっきりとしていますが骨格はしっかり。いつまでも飲み飽きない、個人的にはパラジャパンのワインの中で一番好きな白です。」

ご参考

・ 株式会社パラジャパン (Para Japan Corporation) HP
  
     
     

CAVE THE SELECT
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。

The following two tabs change content below.
ナカゴミ コウイチ

ナカゴミ コウイチ

山梨県出身、甲州ワイン育ちのフリーライターです。ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。

関連記事