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コラム

【インタビュー】ワインファンの皆さん知ってましたか!? JRはワインのインポーターです!

 
毎日の通勤からプライベートの国内旅行まで。
交通手段のひとつとしてJRを利用されている方は少なくないと思います。
僕個人も大変お世話になっているJRですが、「ワインのインポーター(輸入業者)としての顔も持っている」と聞いたら、皆さんはどう思われるでしょうか?

実は、東海道新幹線の中で飲めるワインをはじめ、JR東海の東海道新幹線主要駅売店などにあるワインの中には、JR東海グループが直接インポートしているワインがあるのです!!

今回、ワインの輸入業務を行っている、『株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ(JRCP)』の営業推進部 二川友紀さんにお話を聞いてきました。

鉄道ファンはもちろん、ワインファン必見のインタビューです!
ぜひご覧ください。

Q.JRCPでは、どんなワインを輸入しているのでしょうか?

8788「私どもが輸入しておりますのは、『キャセグレイン・ワインズ』1社のみでございます。
インポーターではございますが、この点がほかの商社さまとは違う部分だと思います。」






     

Q.JRCPとキャセグレイン社との関係は長いのでしょうか?

8792「『キャセグレイン社』と私どものお付き合いは、今年で21年目になります。
もともとは、JR東海はシドニーに海外事務所を開設していますが、当時のシドニー現地法人が新規事業の一環として、ワインの輸出を始めたことがはじまりです。

現在は、当社が直接ワイナリーから買い付け、輸入するスタイルになっています。」

Q.『キャセグレイン社』について教えてください。

8536「『キャセグレイン社』は、現オーナー兼チーフワインメーカーである、『ジョン・キャセグレイン』氏が1980年に設立したワイナリーです。

フランスから移民としてオーストラリアに渡り、ポートマッコリーという街でブドウ栽培をスタートさせました。



     

8537キャセグレイン家は代々ワイン作りを家業としていた家柄で、現在も一族の多くはブルゴーニュ地方にブドウ畑を所有しております。

フランスの伝統と、ニューワールドであるオーストラリアの最新技術を融合し、傑出したワインを作り続けているワイナリーです。」


Q.キャセグレイン社の中で、どのようなワインを取扱っているのでしょうか?

8538「ラインナップはたくさんあるのですが、当初で取扱っておりますのが、当社向けに醸造している『ストーンサークル クラシック』というワインです。
複数の品種をブレンドしているワインで、赤、白と揃っております。

21年前のスタート時には、ハーフボトルのみを取り扱っていましたが2002年からは車内販売により適したクォーターボトルも取り扱っております。」




  

Q.このワインはどこで飲むことができますか?

8539「車内販売や東海道新幹線の主要駅売店などではもちろん、オンラインショップでもお買い求めいただけます。
また、JR東海グループのホテルの一部レストランでもお飲みいただけます。

常にお客様にご指名いただけるよう、お料理との相性や目新しさを大切にするためバラエティを増やすなど、ラインナップを変化させております。

ちなみに、ワインというアイテムの性質上、常に置いてあるとは限らないのですが、一般飲食店さまやスーパーさまにも卸しておりますので、見つけたらぜひお試しください。」



Q.新幹線の移動中などで飲む場合、おすすめのマリアージュはありますか?

8540「まず、新幹線の中で車内販売をしておりますワインは、先ほどご紹介した『ストーンサークル クラシック』です。
クォーターボトルですと、ちょうどグラス2杯分の量になりますので、十分にお楽しみいただけると思います。

また、おつまみですが、オーストラリアからスナックも合わせて輸入しております。
ひとつが、マカデミアナッツとフリーズドライしたチェダーチーズの『マカデミアナッツ&さくさくチーズ』、もうひとつがオーストラリアンビーフで作ったスパイシー味の『やわらかビーフジャーキー』です。

両方、車内のワゴンに積載されているので、マリアージュという観点からもぜひ合わせてみてください。」


Q.二川さまのワインへの思いをお聞かせください。

「現在の輸入業務の仕事を始めてから、二年目になります。

輸入業務に携わる前は、弊社の運営する駅構内のスターバックスで人員管理や採用、実際にお店でスタッフとして働いたり、ワインを販売するお弁当売店の運営などにも携わっていたんです。

この業務につく前は、お酒こそ好きではありましたが、ワインを好んで飲んではいなかったんです。
この業務についてから、最初は勉強のためにワインを飲んでいましたが、どんどんワインの魅力に入り込んでしまい、今ではワインが大好きになりました。」


Q.ありがとうとざいます!こちらのワインは、どのような方に

8786(続き)楽しんでいただきたいですか?


「ワインが好きで車内で召し上がりたい、という方には、すでにご指名いただきお飲みいただいております。

ただし、まだ弊社輸入のワインが車内販売のワゴンに積載されていることも知らない方は多いですし、そもそも『キャセグレイン社』のワインが弊社によって輸入されている、ということも知らない方も大勢いらっしゃいます。21年間という期間にわたり取扱っているのですが、まだまだアピールし続けていかなければいけないな、と感じております。

ちなみに、先ほど“クォーターサイズ”についてお話いたしましたが、ハーフボトルに比べると珍しいサイズだと思います。ちょうどグラス2杯分といったトライアルしやすい量だと思いますので、幅広い方にお試しいただきたいです。」

Q.今後の展望をお聞かせください。

8541「21年間、新幹線のワインとして販売してきた中で、お客さまにはエチケットを見ただけで、“新幹線のワインだね”と、言っていただけるようになってきました。

認知度は高くなってきている一方で、“新幹線に乗らないと飲めないの?”という声もいただくようになりました。
もっと幅広くお客さまの目につく場所で販売していきたい、と考えており、今その部分に力を入れております。

オンラインショップでは、『キャセグレイン社』のワインを多く揃えておりますし、1本から購入できる商品もございますので、ぜひ、覗いてみていただけると幸いです。」

取材を終えて

新幹線のワゴンに積載されているワイン、というと“本当に品質が高いのかな?”というイメージを持つ方もいるかもしれません。

はっきり言います。

ジェイアール東海パッセンジャースが輸入しているこのキャセグレイン社のワインは、本当に素晴らしい品質のワインです。
僕自身、新幹線でワインを購入したことはありませんでしたが、試飲させていただいた時に、“もっと早く気付いていれば良かった…”と、正直少し落ち込むほどでした。

新幹線での旅のお供にはもちろん、オンラインショップでも購入できますので、まずは飲んでみてください。
普段使いはもちろんのこと、新幹線の旅の定番ワインになるはずですよ。
    

【ご参考】
・JRCPオンラインショップ HP



CAVE THE SELECT
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ナカゴミ コウイチ

ナカゴミ コウイチ

山梨県出身、甲州ワイン育ちのフリーライターです。ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。

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