【インタビュー後編】日本ロゼワイン市場の救世主となるか!?「エノテカGINZA SIX店」の戦略!|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

突撃リポート

【インタビュー後編】日本ロゼワイン市場の救世主となるか!?「エノテカGINZA SIX店」の戦略!

前編では、なぜロゼワインに注力をしたのか、また世界のロゼワイン市場についてなどを聞いてきました。
後編では、「ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店」にてロゼワインは実際売れているのか、さらには漆谷さんおすすめのロゼワインの楽しみ方をお聞きしています。ぜひ、お楽しみください!

Q.『ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店』は今や、日本最大級の

7499(Q.続き)ロゼワイン売り場として名を馳せています。しかし、この計画には当初反発される方もいたのではないでしょうか?

「エノテカ自体、社員が大勢いる会社ですので“本当にロゼワインは売れるのか?”という意見は当然ありましたね。また、自社以外のワイン関係者の方にロゼワインに注力すると言うと、“それ、本当に売れたら凄いですね!”という反応が多く、やはりみんな『ロゼワインは売れない』と感じているのだと思います。

そもそも弊社でロゼワインの取り扱い自体が少なかったため、集めるところから非常に大変でしたし、それを見て、“そこまで無理して集める必要は無いのでは?“という、声もありました。とはいえ、今回は全くもって新しいチャレンジでしたし、不安が無い方もおかしいでしょう。実証が無い分、やってみなければ分からない。だったら、チャレンジしてみようという思いでプロジェクトを進めていきました。」

Q.すでに結果が出ているとお聞きしています。

「はい、そうですね。『ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店』がオープンしてからの、4,5月の累計ですが、エノテカ他店鋪で販売構成比が2%しかありません。

実は、日本全体のロゼワインの消費量の割合が、0.3%ほどですので(※2)、これだけでもかなり良い数字だと思っているのですが、『ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店』では、エノテカ他店鋪のロゼワイン販売構成比2%の8倍にあたる16%となりました。
フランスのロゼワインの消費率も2012年は16%でしたが、2014年では30%を超えています。GINZA SIX店でも近いうちに30%に近づいていくのではないかと思っています。」

※2 International Wine and Spirits Record調べ/酒販ニュース2017年3/1号

Q.今、日本のインポーターがエノテカの今後の展開に期待しています。

7503(Q.続き)これについてはどのように感じておりますでしょうか?

「当初、『ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店』では、ロゼワインを50種類集めてスタートしました。もちろん、この数だけでも国内最大級ではあるのですが、現段階では100種類以上を揃えており、これからも徐々に増やしていきたいと思っています。弊社では、自社で輸入をしており、シャンパーニュなどのブランドを正規輸入元から仕入れております。

もちろん、国内調達するワインもあります。ロゼワインに関しても、『ロゼワインを扱っていただけるのですか?』といったように、インポーターさまからは大変喜ばれていますね。安く販売したりセットにしがちなロゼワインですが、お客さまにしっかりと説明をしてロゼワインの価値を伝えながら売っています。こういった部分も、売り上げに繋がっていると感じています。

ちなみに、ロゼワインは赤ワインと白ワインなどとは別物のワインです。スパークリングワインがそれであるように、ロゼワインが赤ワインと白ワインとは、別のワインとして認識されるようになれば、業界の活性化に繋がるはずです。銀座の一等地でこれまでにない売り方で、ロゼワインの魅力を紹介していきたいと思っておりますので、ご期待ください。」

Q.エノテカがおすすめする、ロゼワインの楽しみ方を教えてください。

7510「ロゼワインを楽しまれるのであれば、『見た目・シチュエーション・味わい&フードペアリング』にこだわると良いと思います。まず、ロゼワインはあの見た目が特徴的ですよね。

シャンパーニュが人気なのも、グラスに注いだ時の数珠つなぎに立ち上がる泡、歴史的背景からくるストーリー性、抜栓の瞬間の高揚感によるものです。

シャンパーニュに並び、ロゼワインもとても美しいワインですのでグラスにこだわってみてください。脚付きの定番グラスも良いですが、脚無しのカジュアルなグラスに注いで屋外で飲まれるのもおすすめです。

そしてシチュエーションですが、見た目の華やかさを活かして、パーティーなど、大勢で集まる機会でお使いいただくのも良いのではないでしょうか。乾杯時にも利用しやすいと思います。また、ロゼの色をうまく利用してピンクをドレスコードにするといった、遊び心のある会を開催されるのも面白いですね。」

Q.ただ、味わいの特徴が分からないという声をよく耳にします。

「味わいの部分ですが、ロゼワインはその見た目の華やかさや可愛さと反して、シャープでドライ、引き締まった味わいが特徴です。ワイン初心者の方はもちろんですが、ソムリエ試験を勉強したりワインセミナーに通われている方のようなワイン通であっても、そこでロゼワインがあまり取り上げられないため、勉強をしておらず、飲み慣れていないという場合が多いんです。

醸造方法はいろいろありますが、基本的にロゼワインは色を抽出するために黒ブドウを破砕して果汁に軽く漬け込みますので、タンニンによる渋みが残ります。その後、白ワインの工程で造られることになり、美しい見た目に仕上がるのですが、それと味わいのギャップが大きく、どうしても特徴が掴みにくいと思われているようです。」

Q.料理と合わせるというのがポイントでしょうか?

7508「ロゼワインは味わいの特徴が掴みにくいとお伝えしましたが、食べ物と合わせて真価を発揮するワインですので、フードペアリングをとにかく楽しんでほしいですね。まず、『スモークサーモン』のように、ピンク色で少し脂のある食べ物とはバッチリ良い相性を示します。

トマトソースを使った料理も最高に合いますし、ロゼワインは白ワインの魅力も兼ね備えているので、貝類を使用した料理にも合わせやすいと思います。ムール貝の蒸し焼き、ブイヤベース、ラタトゥユなど教科書通り、南フランスの現地の人が楽しんでいるフードペアリングはまず試していただきたいですね。」

Q.漆谷さん、一押しのフードペアリングがあるとお聞きしていますが?

7507「ロゼワインには、ほのかにピンク色をしたシャルキュトリー類が最高の組み合わせと考えています。特にミラノサラミとロゼワインの相性の良さには衝撃を受けました。

ロゼワインはタイトで渋みもあるので、脂がキツ過ぎない薄い色合いの肉類との相性が抜群です。そのなかでも、もうミラノサラミは最高の相性で、今もリピートし続けていますね。これは、ぜひお試しください。」

Q.ありがとうございました!今後の展望があればお聞かせください。

「まず、フランスよりロゼワインの販売構成比を上回ることを目標にしていきます。実際、徐々に普段ロゼワインを飲まなかったがファンになったという、リピートのお客さまも増えてきていますし、本数ベースではありますが、いつか白ワインよりロゼワインの数量が逆転するのではないかと思っています。

また、先ほど飲み手側と売り手側がロゼワインの飲み方、売り方が分からないというお話をいたしました。そういった部分を無くしていくために、我々がロゼワインの売り上げを牽引し、啓蒙していきたいと思います。個人的には、ロゼワインとフードペアリングの新しい発見を探求し続けていこうと思っています。」

取材を終えて

7497ロゼワインの魅力は、まず色、そして幅広い料理に合わせやすいワインであることが挙げられます。しかし、もうひとつの理由は「手に取りやすい価格帯」であるということも忘れてはなりません。特別な日を華やかに彩る高級ワインも重要ですが、手に取りやすい価格帯でありながらも高品質なワインを見つけた時の感動は、言葉にならない嬉しさがあります。ロゼワインは、一部の超高級ワインを除けば、比較的カジュアルな価格で楽しめる日常的なワインです。

漆谷さんが言われるように、パーティーシーンでも活躍しますし、お一人でミラノサラミをおつまみにしっぽりと飲んでも良いでしょう。もちろん、お友達や知り合い、パートナーで屋外でカジュアルに楽しまれても良さそうです。肩肘張らず、気軽に美味しくおしゃれにワインを楽しむのであれば、ロゼワインに勝るものはありません。ぜひ、「ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店」に訪れて、お気に入りのロゼワインを見つけてみてください!

「ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店」 おすすめワイン

7502・バンドール・ロゼ・クール・ド・グレン・シャトー・ロマサン(BANDOL ROSE COEUR DE GRAIN CH.ROMASSAN)
・品種:ムールヴェードル、サンソー、グルナッシュ
・おすすめ料理:アクアパッツァ、ポークソテー
・生産地:フランス・プロヴァンス

【担当者さまコメント】
「ロゼワインの代表格といえば、プロヴァンスロゼです。『バンドール・ロゼ・クール・ド・グレン・シャトー・ロマサン』は、そんなプロヴァンスの中でも、トップレベルといわれているロゼワインとなります。伝統的なプロヴァンスのボトルに入っている、高級感のある佇まいが魅力ですね。

香りはとても華やかですが、ピンクペッパーのようなスパイスのニュアンスもあります。ただし、味わいは非常にドライで引き締まった、凛とした印象に仕上げられています。背筋がピンと伸びるような、洗練された高品質なロゼワインですので、ぜひお試しください。」
詳細ページ

◆ご参考
・「ワインショップ・エノテカ GINZA SIX 店」 店舗詳細ページ
・エノテカ HP
・エノテカ オンラインショップ HP
   
◆こんなロゼワインの楽しみ方もあります♪
ロゼ・パンプルムースって何?

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前編
    

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