A.O.C.アルザス・グラン・クリュ


A.O.C.アルザス・グラン・クリュとは?

A.O.C.アルザス・グラン・クリュは1975年に制定されたA.O.C.で、もともとは小地区を意味する「リュー・ディ」の名前がその後に続きました。
2011年まではA.O.C.としてはアルザス・グラン・クリュの1つで、各リュー・ディは単独のA.O.C.として認められていませんでした。

しかし、2011年に政令によって51すべてのリュー・ディが独立したA.O.C.として認められました。
これに伴い、2007年に最後に追加された「ケフェルコプフ」を加えて、A.O.C.アルザス・グラン・クリュは51種類に増えました。

A.O.C.アルザス・グラン・クリュのシェアはわずか4%

51のリュー・ディの数と聞くと、かなりの大規模なA.O.C.をイメージしてしまいますが、実際のところA.O.C.アルザス・グラン・クリュは、アルザス地方のワイン総生産のわずか4%です。
小規模の精錬された高品質なA.O.C.という個性が近いイメージです。

4つの認定品種

A.O.C.アルザス・グラン・クリュは、A.O.C.アルザスと異なり白ワインだけが認められています。
また、手摘みが義務付けられているなど、その基準も厳格です。
認められているぶどう品種も例外を除いて「リースリング」「ピノ・グリ」「ミュスカ」「ゲヴュルツトラミネル」の4つのみです。

リュー・ディ名の記載が必須

ラベルには、必ずA.O.C.アルザス・グラン・クリュの後ろにリュー・ディ名を記載しなければならず、ヴィンテージの表記も必須です。
また、単一品種のみで作られた場合は義務ではありませんが、品種名が記載されることが一般的です。

A.O.C.アルザス・グラン・クリュの例外

以上のように、A.O.C.アルザス・グラン・クリュには厳しい規定がありますが、以下の3条件のみ例外が認められています。

1:アルザス・グラン・クリュ・ゾッツェンベルク
…4つのぶどう品種の打ち「ミュスカ」に代わって「シルヴァネール」が認められています。

2:アルザス・グラン・クリュ・アルテンベルク・ド・ベルクハイム
…リースリングを主体とした複数品種のアサンブラージュが認められています。

3:アルザス・グラン・クリュ・ケフェルコプフ
…ゲヴェルツトラミネルを主体とした複数種類のアサンブラージュが認められています。



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