現地の人に聞きました。「もし、ブルゴーニュ以外の人に料理とワインを選ぶなら?」|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

ワインの楽しみ方

現地の人に聞きました。「もし、ブルゴーニュ以外の人に料理とワインを選ぶなら?」

こんにちは。
ブルゴーニュ在住のワイン好きライター、KIKIです。

ワインに興味があるけれど、どんな風に飲めばいいのか、どんなお料理と合わせればいいのか悩んでしまうという人は結構多いと思います。

「魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワイン」、「シャブリに生牡蠣」などのルールを耳にしたことがあるかもしれません。
私もワインを飲み始めた頃は、いろいろ難しく考えてしまっていました。

フランスに足を踏み入れてから15年近く、日常的にワインを飲み続けてわかったことは、「美味しければいいんじゃない?」ということです。
リラックスして、楽しくワインを飲むことができれば、それで十分なのではないでしょうか。

そうは言っても、ワインと相性のいいメニューや、定番の組み合わせというものも実際にあるようです。
そこで、身近なフランス人の友人たちに、ゲストを招いての食事会やレストランでどのようにワインを選ぶのか、また、ワインを味わいたいときにどんな料理を用意するのかなどを、インタビューしてみました。

このコーナーではその調査結果を具体例を挙げながらご紹介したいと思います。

もちろん、ワインの好みには個人差があるし、地域性もあるので、すべてのフランス人に共通するわけではありませんが、一つの意見として参考にしていただければ幸いです。

フランス料理のおさらい

2385今回のテーマは「ブルゴーニュらしいワインと料理の組み合わせ」です。

が、本題に入る前に、ちょっとフランス料理の構成をおさらいしてみましょう。

フランスの食事は、基本的に前菜・メインディッシュ・デザートという構成になっています。

この基本構成に、「アペリティフ」と呼ばれる食前酒や「アミューズ・ブーシュ」という突き出し、デザートの前のチーズや、食事の後コーヒーや食後酒などが加わります。

また「赤ワインと白ワインを両方飲む場合、白ワインを先に飲む」という原則があるので、アペリティフや前菜は白ワイン(もしくは発泡性のワイン)を飲んで、メインディッシュやチーズに赤ワインを合わせるというのが大体の流れです。

フランス人、8人に聞きました!まとめ

2411さあ、やっと今日のテーマです。

この前友人たちと集まった時に「ブルゴーニュ出身ではない人をゲストに招いて食事会をするなら、どんなワインを用意して、どんなメニューでおもてなしをするか」という質問をしてみました。

その場にいた8人のフランス人のうち、両親がイタリア系移民という一人を除いて、あとはブルゴーニュ生まれブルゴーニュ育ちという生粋のブルゴーニュ人ばかり。

私が住んでいるのがブルゴーニュのコート・シャロネーズであるということも関係していると思うのですが、見事に全員一致したメニューを提案してもらいました。

前菜には「エスカルゴ」、メインディッシュは「ブッフ・ブルギニヨン」。他にも美味しいものはたくさんあるけれど、一つ選ぶならコレ、というくらい人気のあるブルゴーニュの名物です。

ブルゴーニュに来たら、この二つを食べずに帰ってはいけないという定番メニューでもあります。

合わせるワインについては、多少意見が分かれましたが、ガーリックバターの風味が特徴的な「エスカルゴ」には「アリゴテ・ド・ブーズロン」、ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮込み「ブッフ・ブルギニヨン」には「ポマール」がいいんじゃないかということで最終的に一致しました。

「アリゴテ・ド・ブーズロン」は、かのDRC(ロマネ・コンティ)の共同経営者であるヴィレーヌ氏が造ったドメーヌのものが有名です。あと、さらに加えるなら、これまたブルゴーニュの特産品である「エポワス」というウォッシュタイプのチーズが赤ワインとよく合うのでオススメだそうです。

日本で再現するときのコツ

2412日本でこのメニューを再現しようとすると、「エスカルゴ」が入手しにくいかもしれません。

その場合は、代わりにアサリやハマグリ、茹でだこなどを使うといいでしょう。ガーリックバターを乗せてオーブンで焼くだけです。

ガーリックバターはおろしニンニクとパセリのみじん切りをバターに混ぜるだけなので簡単に作れます。

「ブッフ・ブルギニヨン」はビーフシチューのようなものなのですが、本物らしく作るにはコツがあります。それは、コンソメキューブや固形のルーを使わないことです。

煮込みに使う赤ワインは、必ずしもブルゴーニュワインでなくてもよく、コート・デュ・ローヌを使う人が多いようです。メインディッシュの付け合せは、平たいパスタや茹でたジャガイモ、ガーリックトーストなどが一般的です。

まとめ:地元イチオシのメニュー

2414ということで、本日のまとめです。

「ブルゴーニュらしいワインと料理の組み合わせ」
(前菜) エスカルゴ (ワイン)アリゴテ・ド・ブーズロン
(メイン) ブッフ・ブルギニヨン(ワイン)ポマール

地元の人が一押しのメニューです。
ワインの名産地ブルゴーニュの雰囲気をぜひとも味わってみてください。

それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでいただいて有難うございました。

A VOTRE SANTE!(乾杯)

Photo引用元 :http://cavewine.net/rv/799
   
   
    

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KIKI

KIKI

お気に入りのワインと、美味しい料理さえあれば人生バラ色という飲兵衛ライター。 インターバルを挟みつつ、2000年からフランスのブルゴーニュに住み着いています。 ワインの産地で言えば「コート・シャロネーズ」が「第二の故郷」です。 現地在住ならではのローカルな話題や、フランス人から学んだお酒の楽しみ方などをお届けできればと思います。

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