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ワインの楽しみ方

解禁日後だからこそ知りたい!ボージョレワインの魅力をUAワイン部 蟹澤さんと深堀り!~後編~

        
今回、CAVE準レギュラー「UNITED ARROWS LTD. WINE CLUB」の蟹澤徹さんと一緒にメルシャン株式会社へ突撃取材を敢行。

前編では、メルシャン営業本部マーケティング部 輸入グループの小泉麻衣さんにボージョレ地区の基礎知識や今年のボージョレ・ヌーヴォーの出来映えについてお聞きしました。

後半は、アルベール・ビショー社について、そしてメルシャンおすすめのボージョレワインをテイスティングします。
       
         

今回ご協力いただいた方々

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▲ メルシャン営業本部マーケティング部 輸入グループの小泉麻衣さんと「UNITED ARROWS LTD. WINE CLUB」の蟹澤徹さん

       
       

アルベール・ビショー社について

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メルシャン株式会社のボージョレ・ヌーヴォーといえば、「アルベール・ビショー」

180年以上もの歴史を持つブルゴーニュの名門であり、メルシャンとは40年以上に渡るパートナーシップを結んでいます。

小泉「まず、お伝えしたいのはアルベール・ビショー社のテクニカル・ディレクター兼チーフ・ワインメーカーのアラン・セルヴォー氏のワイン造りに対する想いです。同氏は、どんな年であってもヌーヴォーを待っている人たちの期待に応えるために、『華やかなアロマとほど良い果実感、ヌーヴォーらしいフレッシュな酸味を持つ、バランスの良いヌーヴォー』を造り出すことが重要だと考えています。」

ワインがお好きな方であれば理解できると思いますが、ボージョレ・ヌーヴォーも毎年の気候や収穫日、ブドウの品質などによって出来上がるワインの味わいが変わってきます。

しかし、毎年「アルベール・ビショー」のボージョレ・ヌーヴォーを楽しみにしている方のために、しっかりとバランスをキープしたものを製造することを心がけているところはさすがです。

小泉「自社だけでなく、さまざまなボージョレ・ヌーヴォーをテイスティングしていますが、『アルベール・ビショー』のワインはフレッシュな酸味を大切にしているので、上品な印象に仕上がっていますね。」

さらに、「アルベール・ビショー」はロゼを除くボージョレ・ヌーヴォーの原料に樹齢25年以上の古木から収穫したブドウを使用。

ブドウが地中に根を深く張る古木から収穫されるブドウを原料にすることで、フレッシュかつ深みのある複雑な味わいのヌーヴォーが生まれると考えているそうです。

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ちなみに、あえて、V.V.(ヴィエイユ ヴィーニュ)を記載していないところもポイントで、一部V.V.を記載する料飲店限定のものは樹齢50年以上の古木から収穫されたブドウを原料にしているのだとか。

徹底したこだわりの上で私たちの手元に届けられる、「アルベール・ビショー」のボージョレ・ヌーヴォー。

歴史あるブルゴーニュの名門ならではの味わいを楽しめそうです。
       
       

ボージョレワインをテイスティング!

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ここからは、メルシャンおすすめのボージョレワインを4種類テイスティング。

今回、小泉さんが用意してくれた4本がこちらです。※画像左から

★〈アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー 2020〉
★〈アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー 酸化防止剤無添加 2020〉
★〈アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー ピンク 2020〉
★〈ドメーヌ・ド・ロシュグレ ムーラン・ア・ヴァン 2014 〉


これらを、蟹澤さんにテイスティングいただきました。
      
       

〈アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー 2020〉

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蟹澤「ガメイというと、キャンディー香など甘い香りを想像してしまうのですが、こちらはブドウ由来のアロマがしっかりと感じられます。アラン・セルヴォーさんがおっしゃる通り、フレッシュな酸味がしっかりと感じられますし、タンニンもシルキーでとても飲みやすい。“ボージョレ・ヌーヴォーを飲みたい!”という感じで、ボージョレ・ヌーヴォーらしい味わいを期待している方にぴったりな1本だと思います。」
     
     

〈アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー 酸化防止剤無添加 2020〉

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蟹澤「こちらはしっかりと濃い色合いですね。フレッシュな酸味はもちろんですが、先ほどのヌーヴォーと比較すると凝縮感があり、ワンランク上といった印象を持ちます。酸味のあとにタンニンを感じますが嫌な感じではなく、ボディがしっかりとしているという印象。酸化防止剤無添加ということで、造り方が違うだけでこれだけ違いが出るのは面白いです。」
    
    

〈アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー ピンク 2020〉

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蟹澤「ネーミング通り、キレイなピンク色ですね。女性が手に取りやすいラベルデザインもポイント高いです。華やかな味わいでとっても飲みやすいですし、先ほどの赤ワインとは全く別の印象のロゼワインです。そもそも、ボージョレ・ヌーヴォーにロゼがあることも知りませんでした…。パーティーなどでも喜ばれそうな1本ですね。」
     
     

〈ドメーヌ・ド・ロシュグレ ムーラン・ア・ヴァン 2014〉

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※「ドメーヌ・ド・ロシュグレ」は、クリュ・ボージョレの中でも有名なアペラシオンである、ムーラン・ア・ヴァンに畑を5.2ha所有する、アルベール・ビショー社が所有するドメーヌです。

蟹澤「こちらが、クリュ・ボージョレ…。きれいに熟成されたオレンジがかった外観や複雑な香り、うまみが凝縮した素晴らしいワインだと思います。クセもなく飲みやすいですし、タンニンは感じますがとてもシルキーで上品かつ繊細。“高品質な赤ワイン”を期待して飲んだ時に応えてくれる1本だと思います。」
      

      
このワインが気になった方はこちら!
     
     

飲み比べのすすめ&和食とのペアリング

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4種類のボージョレ・ワインをテイスティングした蟹澤さん。

今回のテイスティングでいろいろと気がつくことがあったようです。

蟹澤「ボージョレ・ヌーヴォーを購入する際、複数本購入して飲み比べをすることはありませんよね。ただ、今回〈ボージョレ・ヌーヴォー 2020〉と〈ボージョレ・ヌーヴォー 酸化防止剤無添加 2020〉を飲み比べて、造りの違いでこれだけ個性が違うんだ、ということに気づくことができました。同じメーカー、同じブドウ品種といった感じでボージョレ・ヌーヴォーを飲み比べると楽しいかもしれません。」

ボージョレ地区は広大であり、造り手によってもそのスタイルや個性が変わってきます。

ひとくちに、「ボージョレ・ヌーヴォー」といっても様々なスタイルがあることを飲み比べて知るのも新しい楽しみ方のひとつかもしれません。
      
さらに、蟹澤さんはペアリングにも言及します。

蟹澤「自分が想像していた甘いキャンディー香のボージョレ・ヌーヴォーとは一線を画すワインばかりでした。そのためか、これらのワインは和食とのペアリングが良さそうだな…と感じています。〈ボージョレ・ヌーヴォー 2020〉であれば、マグロなどの赤身のお刺身や寿司、〈ボージョレ・ヌーヴォー 酸化防止剤無添加 2020〉は焼鳥など濃いめの和食との相性も良さそうです。〈ボージョレ・ヌーヴォー ピンク 2020〉は、ちらし寿司なんかにも合いそうですね。」
        

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▲ ワインの味わいからさまざまな料理とのペアリングを楽しそうに考える小泉さんと蟹澤さん

     
基本的にボージョレ・ヌーヴォーなど、ボージョレワインはタンニンがシルキーで繊細かつ、フレッシュな酸味もあるので和食との相性は間違いなく良さそう。

和食に合わせて、どんどんボージョレ・ヌーヴォーを楽しんでもいいかもしれません。
     
     

一週間で終わらせるのはもったいない

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さらに蟹澤さんは、ボージョレ・ヌーヴォーを一週間で終わらせてはもったいない…と提案します。

蟹澤「解禁日に合わせてボージョレ・ヌーヴォーを飲むという文化はいいと思います。ただ、一週間ぐらいでお酒売場が変わってしまうように、どうしても解禁日から一週間ぐらいで話題が去ってしまうのはもったいないと思うんです。」

ハロウィンやクリスマス、年末年始の間に位置する11月は大きなイベントがなく、ボージョレ・ヌーヴォーが月の話題のひとつになります。

とはいえ、このワインはこの月に飲まないとダメになるわけでもありませんし、ましてやクリュ・ボージョレは季節関係なく楽しめるワインです。

「クリスマスにロゼのボージョレ・ヌーヴォーを使ってもいいし、年末年始にはクリュ・ボージョレ。おせちと合わせるということで、赤のボージョレ・ヌーヴォーを年末年始に使うなど活躍の場はまだまだありますよね。解禁日1週間以内で終わらせるのはもったいない…。ぜひ、そのことをワイン部に広めたいですね。」

クリュ・ボージョレはもちろんですが、造りのしっかりとしたボージョレ・ヌーヴォーは熟成させることもできます。

前編でもお伝えしましたが、ボージョレ・ヌーヴォー市場における日本の割合は約50%と非常に高く、ボージョレ地区の生産者を支えるためにも、
この時期の話題のひとつとして飲むだけでなく、季節問わずどんどんボージョレ・ヌーヴォーを飲んでいきたいですね。
       
       

あらためて楽しみたいボージョレ・ヌーヴォー!

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ちなみに、ボージョレ・ヌーヴォーといえばラベルデザインが印象的。

「アルベール・ビショー」のボージョレ・ヌーヴォーのラベルも花びらが舞っている特徴的なデザインですが、数年前からデザインを変更していないそうです。

今年美味しくてもラベルデザインが変わってしまうと、翌年同じものを選びづらい…というお客さまの声があったらしく、メルシャンではこの華やかな花柄のラベルをアルベール・ビショー社のこだわりのヌーヴォーの目印として提供し続けているそうです。


今回、あらためてボージョレ解禁日後にボージョレの魅力をお伝えしました。

普段、解禁日前後しか名を聞かない…という方もいたかもしれませんが、1年を通じていつ楽しんでもいいワイン産地であることがお分かりいただけたと思います。

2020年のヌーヴォーも発売されたばかりですし、ボージョレワインは今が狙い目!

ぜひ、あらためてボージョレ・ヌーヴォーやボージョレワインをチェックしてみてください。
      
      

キャンペーン実施中!

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メルシャンでは、「ボージョレ・ヌーヴォー」解禁の機会に新酒以外の「ボージョレ」産ワインの魅力も伝えたい…ということで、アルベール・ビショー公式アカウントと連携したキャンペーンを実施中とのこと。

メルシャンの「ボージョレ・ヌーヴォー」はもちろん、他社輸入商品の「ヌーヴォー(新酒)」を含む「ボージョレ」産ワインの写真投稿が応募対象となる「#ボージョレを飲もう」キャンペーンとなっているようです。

期間は、11月19日(木)〜12月31(木)まで。

詳しくは、キャンペーンサイトにアクセスしてチェックしてみてください。


キャンペーンサイトはこちら!
     
      

ご参考

    
メルシャン
      
      

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