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突撃リポート

ワイン×ファッションの共通点とは!?勝フェスに向けて「UAワイン部×シャトー・メルシャン」特別対談 第二弾!

        
11月7日(土)・8日(日)に開催される、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル 2020」を前に、キーマンであるお二人にお話をお聞きしています。※取材コラムはコチラ 》


今コラムでは、ワインとファッションの関係性やライフスタイルとしてのワインなどを議題に挙げてお二人に語っていただきました。

熱のこもったお二人のお話。

ぜひ、チェックしてみてください。
       
       

今回お話いただいた方

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▲ メルシャン株式会社マーケティング部 シャトー・メルシャン チーフ・ブランドマネージャー
神藤亜矢さん と「UNITED ARROWS LTD.WINE CLUB」(UAワイン部)部長 蟹澤徹さん

      
       

UAワイン部について

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そもそもUAワイン部とはどんなクラブなのか。蟹澤さんにあらためてお聞きしました。

蟹澤「UAワイン部を簡単にいえば会社のオフィシャルなクラブ活動です。私自身がお酒を趣味にしたいと思い、ワインエキスパートを取得したことをきっかけに立ち上げました。」

ワインエキスパート取得に向けてスクールに通っていた時、“趣味”であるにもかかわらず真剣に勉強している人たちが多く驚いたという蟹澤さん。

まさにワインは、“大人の趣味”だ…と感動し、その時ワインを趣味にしたいと強く思ったそうです。

しかし、なぜワインのクラブ活動だったのでしょうか。
       
       

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蟹澤「UAワイン部の立ち上げ前、社内にもワインが趣味の人がたくさんいるという肌感があったんです。ただ、詳しくないと“ワインが趣味”ということを公言してはいけない…というハードルの高さも感じていました。そこで、いっそのことワインをクラブ活動にしてしまえば、ワイン好きが気軽に集まって、堂々と趣味としてのワインを楽しめるのではないかと考えたんです。」

UAワイン部の魅力は、ワインの文化的な背景を学んだり生産者を呼ぶなど、“楽しみながらワインを飲める”という活動であるところ。

ユナイテッドアローズが標榜する、美意識を持ったライフスタイルに繋がっていることもオフィシャルなクラブ活動として成立している理由なのかもしれません。※UAワイン部の活動について詳しくはコチラ 》


さて、そんなUAワイン部の存在に感銘を受けたと語るのは神藤さん。

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神藤「本当に驚きました。CAVEの記事を見た時、シャトー・メルシャンの勝沼ワイナリーを訪れてくれていたり、日本ワインに興味を持っているなどお話されていたので、“絶対にお会いしたい”と思っていたんです。こういったクラブ活動が会社にしっかりと認められている…というところにも、ユナイテッドアローズさんの懐の深さを感じました。」

蟹澤「日本ワインについては、積極的にこれからも学んでいきたいと思っています。例えば、国内旅行に行った時に飲む地酒といえば、“日本酒”が多いと思うのですが、案外旅館などに地場のワイナリーのワインがラインナップされていることも少なくありません。日本ワインを知ることで、旅行先でもそのワインをより深く楽しめますし、旅行自体が豊かになると思うんですよね。UAワイン部のスローガンは『ワインを楽しむことにより、生活をより豊かなものにする』ですので。」

コロナ禍の影響で、「マイクロツーリズム」という近距離旅行形態が推奨されています。

地元の魅力再発見という観点からも、日本ワインを学ぶというアプローチはおもしろいかもしれません。
       
        

互いのイメージについて

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蟹澤さんが考えるシャトー・メルシャンのイメージ、さらに神藤さんからみたユナイテッドアローズのイメージなどをお聞きしました。

蟹澤「シャトー・メルシャンさまといえば、まず歴史の長さですよね。試験用の教科書の年号で出てくるような、歴史上の人物といったイメージです。それでも最近のシャトー・メルシャンには、オシャレな印象もあります。じつはプライベートで勝沼ワイナリーに何度か遊びに行っているのですが、ラベルや物販、ワイナリーなどオシャレな雰囲気。こだわりのワインを造っていながらも、職人気質過ぎないやわらかな部分があるところも素敵だな、と感じています。」

神藤「恐れ多いですね…。じつは、今のような形にブランドを刷新したのが2018年なんです。シャトー・メルシャンでは、世界トップクラスのワインに並ぶ『アイコン』、産地の多様性を表現した『テロワール』、日本ワインを日常的にお楽しみいただける『クオリティ』といった3層からブランドポートフォリオを構成しています。じつは、ブランド刷新するにあたり、UAさんや日本で成功しているトップブランドのあり方などを研究していたんです。」

ブランド刷新時、いろいろな企業のあり方を参考にしたという神藤さん。その中でもユナイテッドアローズから学んだことが多かったようです。

神藤「ユナイテッドアローズさんは、世界観の作り方がとてもうまい。そして、同じブランドの中でも高級なラインから多様な世界観を楽しめるライン、日常に溶け込むようなラインなどさまざまなブランドで構成されています。こういったあり方に自分たちも学ばせてもらった経験がありますし、今こうやってご一緒できているのは本当に嬉しいことだと感じています。」
       
       

ファッションについて

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ユナイテッドアローズはファッションブランドということで、お二人のファッションへのこだわりについてもお聞きしてみました。

蟹澤「前職が毎日スーツを着用する企業だったのですが、個人的にカジュアルファッションが好きなんです。なので、自由なファッションを楽しめる今の会社はとても満足しています。靴はずっとスニーカーですが、カジュアルになりすぎないようにシャツを着用するなどしてバランスを整えています。まぁ、最近、夏場はほとんどアロハシャツなんですが(笑)。」

ちなみに、蟹澤さんは一時期ニューバランス(New Balance)の履き心地の良さに惹かれていたようで、ワンシーズン毎に数足揃え、10年以上ほぼ毎日ニューバランスを履くほどこだわっていたよう

スニーカーがこだわりなら、そのスニーカーは絶対に自分が気に入ったものを使いたい…。スニーカー愛が伝わってきますね。

神藤「やっぱりファッションを語れると格好いいですね!私の場合、普段はコレといった強いこだわりはないのですが、スポーツが趣味なのでスポーツウェアにはこだわっています。機能性とかでしょうか。ランニングの時は、『NIKE』が多いかな。」

蟹澤「近頃、スポーツブランドも面白い方向性の商品を出していますよね。思わぬブランドが思わぬアイテムを出すなど、一般化しつつあります。スポーツブランドにこだわるのも素敵だと思います!」

少し話しが脱線しましたが、ワイン同様、ファッションも実は深く考えてみると自分なりのこだわりが人それぞれあるのかもしれません。
       
       

ワインとファッションの共通点について

       
ワインとファッションには共通点があるのか、またあるとしたらどんなところなのかお二人に聞いてみました。

蟹澤「ワインは衣食住の“食”。ファッションは衣食住の“衣”です。住は簡単には変えられませんが、衣食は毎日の気分によって変化させることができます。そういう意味では、ワインもファッションもデイリーのライフスタイルそのもので、とても親和性があると思います。」

     
また、蟹澤さんはシャトー・メルシャンの3層からなるブランドポートフォリオについてもファッションとの共通点を感じたといいます。

蟹澤「ファッションには、“ドレス“”カジュアル”という分類がありますが、それが先ほどのお話に似ていると思いました。その日のライフスタイルをドレス寄りにするのであれば、高級スーツを着用しワインもドレス感のあるもの…。一方、リモートワークでカジュアルなファッションの時には、その気分に応じてカジュアルなワインを選ぶなど、こういった部分でも繋がっているような気がします。“生活を彩り、より豊かにしてくれる”双方。そういった大きな要素になっているのではないでしょうか。」
       
       

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ライフスタイルを豊かにするという意味では、ファッションもワインも同様。

決して別々の世界にいるというわけではなさそうです。

神藤「アメリカの有名な方が、“その国と交渉するのであれば、その土地を知りなさい”と言われています。その国を知るためには、そこの土地、季節、水、習慣、衣服食生活…など、そこでしか生まれない慣習や文化、価値観を知ることが大切だ、ということです。これは、ファッションもワインも同様だと考えています。」

ファッションもその国の風土や慣習から生まれてきたものが起源となって発展していったもの。

神藤さんのお話したように、当然ワインもそのように生まれたお酒のひとつです。

神藤「今、私は日本ワインを担当していますが、その“日本らしさ”をワインで表現していきたいと考えています。日本発のブランドであるシャトー・メルシャンをはじめ、ユナイテッドアローズさんなどを通じて、日本という土地や文化を理解してもらいたい。海外の方に感じてもらうというのはもちろんですが、ファッションもワインもふくめて、“日本人”の方々にもその魅力を再発見してもらえるという部分では、やはり共通点はあると思います。」
       
       

ワインとファッションが共存していくためには?

        
何かと共通点が多い、ワインとファッション。

しかし、実際に共存していくためにはどうするべきなのかお二人にお聞きしました。


蟹澤「ワインやファッションの選び方で、その人のライフスタイルが決まる…。要するに、“生活を決めてくれる要素”として考えることが共存に繋がっていくと思っています。ビフォアーコロナから生活スタイルのカジュアル化が進んでいますが、今さらに加速している状況です。“会社に行くからこのスタイル”という、決められたライフスタイルではなく、もはや“自らが作り出すライフスタイル”というものが求められていく。多種多様にある選択肢の中で自分にあったものを選ぶというのは、ファッションにもワインにも通づるとこがあるのではないでしょうか。」
        
        

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神藤「蟹澤さんの意見にとても共感できます。ファッションでいえば、昔はどんな格好をしていいか分からない中で皆が画一化した服装をしていました。しかし、ファッション業界は、自己表現という意味での許容度の高さや多様性について、やはり先を歩んでいると感じています。ワインも世界中で造られており、自分の好きなものを選べる選択肢と多様性に溢れています。しかし、日本では、作法や難しい…などそういった部分がハードルとなり一歩遅れているのは確か。早くファッションに追いつきたいですね。」

そんな中、“ワインだって自由に選んでいい”という蟹澤さんの意見は神藤さんにとって心強い言葉になったそうです。

蟹澤「先日、缶ワインについて知人から相談があったんです。“ワイン愛好家からしてどうなの?”と。ファッションには、ドレスダウンという言葉があるのですが、缶のワインもワインがドレスダウンしてきているひとつの要素だと思うんです。ただし、ワインは品があるお酒ですので、ちょっぴりジャケットを羽織るといった印象。今後、日常生活をちょっぴりカジュアルアップしたいという人と、高級な印象のワインがドレスダウンしてきたところのゾーンがぴったり合う時がやってくるのではないかと考えています。」
       
       

お二人が目指すところとは?

        
ワインとファッションという異分野でありながら、多く共通点があることで互いの共感し合っていたお二人。

これからどんな場所を目指していきたいのかお聞きしてみました。
      
      

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神藤「シャトー・メルシャンの夢は、『日本を世界の銘醸地に』。その象徴的な出来事が、『ワールズ・ベスト・ヴィンヤード』で『シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー』が初のランクインで第30位、そしてベストアジアを獲得したことです。日本のワイナリーは控えめで、世界へのアピールがまだまだ足りません。とはいえ、小さいワイナリーは情報を世界に届けるのが難しい。シャトー・メルシャンだけが有名になるのでは意味がなく、日本が産地として認められることが重要です。私たちが切り込み隊長となり、皆と一緒に世界を目指す。そして、いずれは日本を世界の銘醸地として認めさせたいと考えています。」

蟹澤「UAワイン部をやっていなかったら、そもそもこういった話はできていませんでした。活動を続けることで、いろいろな可能性が開けてくることに喜びを感じています。今はクラブ活動という形ですが、いずれはビジネスにも貢献できればいいな…と思っていますね。」
     
      

最後に読者に一言

       
神藤「『シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル 2020』を通じて、日本ワインの楽しさ、素晴らしさをお伝えしていきたい。ただし、日本ワインはまだまだ奥が深い世界だと思っています。例えば、日本ワインを応援したいという方であれば、飲食店で日本ワインを選んでみる…という形でもかまいません。ぜひ、勝フェスをきっかけに日本ワインに興味を持ち、応援していただきたいですね。」

蟹澤「UAワイン部の取り組みが、このような大きな縁となったことは素直に嬉しいです。ぜひ、『シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル 2020』に参加される方はキットを購入し、Tシャツを着て楽しんでいただければと思います。ワインを飲んで、ぜひコロナのストレスを発散していただけら幸いです。」

「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル 2020」は、11月7日(土)・8日(日)の二日間の開催。

ぜひ、皆で日本ワイン、そして勝沼の魅力を味わってください。
       
       

ご参考

「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル 2020」公式ページ

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公式ページはこちら
       

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