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グランポレールに大越基裕氏が就任!オンラインテイスティング会の模様をレポート!

         
2020年6月15日、『大越氏ブランドアンバサダー就任ご挨拶および「グランポレール安曇野池田ヴィンヤード」オンラインテイスティング会』が開催されました。

新型コロナウイルスによる経済への影響は各方面に及んでいますが、「日本ワイン」もそのひとつ。

今もなお厳しい状況が続く中、「グランポレール」のアンバサダーにあの大越基裕氏が就任したというニュースは日本ワインが再び元気になりそうな嬉しいニュースです。

ここでは、同オンラインテイスティング会の内容を簡単にお伝えしていきます。
       
       

グランポレールについて

       
オンラインテイスティング会は、ワイン&スピリッツ事業部 部長 三上浩嗣氏によるグランポレールの概要からスタート。

今までは参加者全員が一カ所に集合して会が開催されていた…と思うとオンラインでの会は少し不思議な感じです。
         
         

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三上浩嗣氏からは、グランポレールの歴史から4産地16品種のブドウ栽培を行っているという多様性、醸造哲学などが語られます。

また、新たにグランポレールの産地となる「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」の近況も報告されました。

昨年植付けたメルローも順調に生育しているなど、こういった時期でもブドウ樹は負けず元気に育っているようです。

2022年にファーストヴィンテージの発売が予定されている…ということですので、楽しみに待ちましょう。
       
      

大越氏登場!

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続いては大越基裕氏の登場です

まずは、「コロナ禍の影響でこんなかたちで残念ですが、このような機会をいただいて感謝しています。」と挨拶。

その後、日本ワインについての思いを語りました。

「日本人だからこそ、日本のワインについて正確に知ってもらいたい。世界中のワインを扱っている場所は、世界のいたるところで手に入れられることが当たり前になっています。日本人が日本のワインを愛することが大切で、正確にその魅力を世界に伝えられるようになっていきたい。日本ワインに対しての思いとして、こういった根底が自分にはあります」と大越さん。

グランポレールについては、「グランポレールは4つの産地でブドウが作られていますが、こういったメーカーは珍しい。ちなみに、ワインは、“どこで造られたか”が重要だと思っています。同じワインメイキングであっても、グランポレールはこの4つの産地のテロワールをしっかりと表現できていると感じています。この可能性に期待していますし、消費者に産地を知ってもらうきっかけ、比較試飲の面白さなどを提供できると思っています」とコメントしていました。

また、ご自身がソムリエである大越氏。

身近な郷土料理を中心にさまざまなペアリングを提案し、自宅やレストランなどでグランポレールが使いやすくなるきっかけを与えたいとも語ります。

ワインの醍醐味のひとつはペアリングでもあります。グランポレールを使い、大越氏がどんなペアリングを提案してくれるのか…楽しみで仕方がありませんね!
      
       

安曇野池田ヴィンヤードについて

        
次に登場したのが、グランポレール チーフワインメーカーの工藤雅義氏。

同ブランドにおけるトップクオリティのワインを生み出す「安曇野池田ヴィンヤード」の概要が語られました。
       
       

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▲ 北アルプスの景色が美しい「安曇野池田ヴィンヤード」

       

       
同ヴィンヤードは北アルプスが見える場所に位置しているとても美しいところ。

「本当はここで開催したかった」と工藤さんが語るように、環境がとてもよい場所だということで知られています。

印象的だったのは安曇野池田ヴィンヤードの歴史や環境などもですが、「ブドウ栽培において自分が最も重要だと思っているのが、キレイな酸が残っていること」と工藤さんが語ったこと。

夜の気温が下がる、標高が高い、土壌組成、地勢など工藤さんにとって安曇野池田ヴィンヤードは理想的な場所に位置している畑であり、思う存分すばらしワインが造れることができるとのことです。

多種多様な国産品種への挑戦、病気への対応など、安曇野池田ヴィンヤードに力を入れていることがよく伝わってきました。
      
       

テイスティング!

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▲ お待ちかね!!大越氏と工藤氏のテイスティングタイム!

       

       
今回、特別に6月30日発売新ヴィンテージ「安曇野池田 シラー 2016」と「安曇野池田 メルロー 2017」を大越氏と工藤氏がテイスティング。

その魅力をお二人が語りました。

★「安曇野池田 シラー 2016」

大越「ブラックベリーは感じますがフレッシュな印象。丁字やスモーキー、ペパリーな香りも感じます。なめらかなタッチでテクスチャーがスムーズ。タンニンが緻密で上品さが際立っていますね。ミッドパレットから酸味がぐっと伸び、フラワリーな余韻も魅力です。」

工藤「強さ=濃さという方もいますが、私はタンニンを緻密にしていきたい。完熟していながらもタンニンは緻密というシラーにしていきたいと思っています。」

大越「酸味と鉄分で合わせていく料理がいいですね。鴨を和風のだしにつけた冷製のもの。こういった冷涼なイメージのワインと冷製の食事はとても相性がよいですね。温かいものであれば鴨のすき焼き薄切りにし、酸味のあるソースと合わせるのもおもしろいですね。」

★「安曇野池田 メルロー 2017」

大越「シラーと比較にしてボリューム感がありますね。ブルーベリーとプラム。樽由来のヴァニラやカカオが全体にまとまっています。タンニンはきめ細かく凝縮度はシラーよりありますが、ミッドパレットが伸びやかで上品かつ、フレッシュな味わいです。」

工藤「ブドウの収穫期である8、9月は雨が少なく果粒が小さく凝縮感が出たと思う。安曇野はカベルネ・ソーヴィニヨンが合っていると思うが、メルローも成熟度が高まってきており2017年がとくにそれを感じられました。」

大越「タンニンとの中和を考えたとき、脂の強い料理と合わせるのではなく、咀嚼で合わせるがいいと思います。噛ませじゅわっとうまみを感じるもの。日本の料理であれば、牛肉のしぐれ煮などがいいでしょう。うまみもタンニンをやわらげる要素ですので、いろいろな料理と楽しめると思います。」
       
         

グランポレールの今後が楽しみ!

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▲ 北海道北斗ヴィンヤードの中腹から見た景色

       

       
大越氏いわく、「世界的にライトな料理が好まれる傾向にある。和食など軽めの料理と合わせやすい日本ワインは、今後世界中の料理とのペアリングを楽しめることを示していると思う。」とコメント。

また、「1本のワインに少ないアプローチではなく、数多くのアプローチを示していきたい。もちろんそこには理由があり、ロジカルで口に含んだときにすぐに納得いただけるペアリング。リリースされるワインでこういったことをしていきたいですね。もちろん、熟成の世界観も伝えていければと思います。」とのことです。

ちなみに、大越氏はなんと札幌市出身で何かとグランポレールに縁があるそう。

必然といっても過言ではないこの出会い。

グランポレールの今後にぜひ期待しましょう!
      
       

ご参考

       
グランポレール

20324・https://www.sapporobeer.jp/wine/gp/



大越基裕氏プロフィール

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◆経歴
出身:北海道
『銀座レカン』ソムリエを経て2013年よりワイン・テイスターとして独立。
自身が経営する青山のベトナム料理店「アンディ」がミシュランでビブグルマンを獲得。
現在は講演、執筆、コンサルタントなど多方面で活躍。

◆資格:
・「国際ソムリエ協会」インターナショナルA.S.I.ソムリエ・ディプロマ
・ブルゴーニュ大学認定醸造技師(DTO)
・IWC審査員
・JALワインアドバイザー
       
       

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