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突撃リポート

【ペアリング】「ワイン×もんじゃ焼き」はアリ!オタフクソース東京本部ビルで検証してきた!

       
近頃、「ワイン×もんじゃ焼き」というユニークなペアリングを訴求している飲食店が増えているようです。

以前から、“ワインともんじゃ焼きは案外相性がよい”という声は耳しているのですが、家庭レベルではなく飲食店で提案されるということは、このペアリングは「市民権」を得た…と考えても過言ではないのかもしれません。

とはいえ、未だ「奇をてらったペアリング提案じゃないの?」と思ってしまう自分もいます。

もんじゃ焼きはソースを使う&粉もの…ということで、今回も「オタフクソース東京本部ビル」へ突撃。

ソムリエ有資格者で元大手ワインメーカー出身のフォトグラファー&カジュアルワインアドバイザーの寺田智伸さんと一緒に、もんじゃ焼きとワインの相性を確かめにいきました。

ご家庭で手軽に作れるもんじゃ焼きのレシピも教えていただいたので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
       
        

もんじゃ焼きとワインは違和感無し?

         
今回、もんじゃ焼きを作ってくださったのは、オタフクソース株式会社 お好み焼館 お好み焼課 東京分室 シニアスタッフの小笠原貴子さん

オタフクソースといえば広島お好み焼きのイメージですが、もんじゃ焼きなど、“粉もの全般”を研究、提案しています。
        
        

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▲オタフクソース株式会社 お好み焼館 お好み焼課 東京分室 シニアスタッフの小笠原貴子さん

        
さて、そもそも小笠原さんはもんじゃ焼きにワインを組み合わせることをどう考えているのでしょうか…。

「合うと思います。みんなでもんじゃ焼きを囲い、ヘラでもんじゃ焼きを食べてワインを飲む…。違和感は感じませんよ。」と小笠原さん。

自宅でもソースを使った粉もの料理にワインを試すことが多いそうです。

プロがいっているのであれば安心。

早速、ペアリングに進みましょう。
      
       

もんじゃ焼き3品×ワイン

        
ワインと合わせるために小笠原さんに作っていただいたもんじゃ焼きは3品。

☆ウスターソースでつくるもんじゃ焼き
☆お好みソースでつくるもんじゃ焼き
☆塩焼そばソースでつくるもんじゃ焼き


もんじゃ焼きの基本レシピと詳しいレシピはこちらのページにまとめているので、“自宅で作ってみたい!”という方はチェックしてみてください。
        
       

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さて、問題はどんなワインを合わせるのか、です…。

今回、一緒にオタフクソースにてソースとワインの相性を検証した企画にも参加してくれたカーヴ準レギュラー 株式会社スマイル 酒類事業部の五十嵐真樹さんに相談。
※五十嵐さんと検証したコラムはこちら 》

なんと…

カンティーナ・フラテリ・ベリーニの〈ベリーニ キアンティ〉を合わせてほしい…との依頼が。

サンジョヴェーゼとカナイオーロをブレンドしたクラシカルなキャンティで、なんとボトルはフィアスコボトル。

イチゴやラズベリーなどの赤系果実にスパイシーなニュアンス。しっかりと酸がどことなくウスターソースを思わせます…。

また、今回は「塩焼そばソース」があるということでちょっと甘さを感じるカジュアルなスパークリングワインも用意。

結果はいかに…。
     
      

ウスターソースでつくるもんじゃ焼き

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「ユニオン特級ウスターソース」を使用した、もんじゃ焼き。濃過ぎず、上品な味わいに仕上がっている食べやすいもんじゃ焼きです。

今回、生地に加える「ユニオン特級ウスターソース」は、野菜本来の旨みと自家挽き香辛料の香りが広がる味わい。トッピングには、人気の明太子が使用して、それをヘラで崩しながら食べるというユニークな一品です。
          

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肝心のワインとの相性は…

寺田「口の中で香りが広がりますね。バランスのよいペアリングで、もんじゃ焼きを食べて…ワインを飲んで…といった感じで食べ進められます。」

もんじゃ焼きが重たい味わいではなく、とても軽やかな味わいなのでキャンティの性格と相性バッチリ。

明太子も生だとワインと厳しいのですが、軽く熱が通って「ユニオン特級ウスターソース」が加わることで違和感なくペアリングさせることができました。

コレは、アリです。
        
        

お好みソースでつくるもんじゃ焼き

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こちらは、お好み焼きの定番「オタフクお好みソース」を使ったもんじゃ焼き。

トッピングにはコクのある「オタフクお好みソース」と合うもち、トマト、チーズが加えられており、よりワインとの相性もよくなりそうです。

また、キャベツに紫キャベツを使用することで彩りも鮮やかで見た目も華やかにすることもできますね。

トマトの酸味とチーズのまろやかさ、お好みソースの甘さなどが組合わさったいろいろな味わいが楽しめそうです。
       

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肝心のワインとの相性は…

寺田「『オタフクお好みソース』ならではの味わいですね。チーズとトマトが入ることによって、だいぶ“イタリア感”が出ています。キャンティとよく合いますが、先ほどより、馴染み深いカジュアルなペアリングになっています。」

寺田さんのいうように、お馴染みの「オタフクお好みソース」を使っていることでどこかほっとするようなペアリング。

個人的には、もんじゃ焼きの味わいをワインが上から優しく包み込んでくれる…というような家庭的な組み合せかな、と感じました。

ちなみに、ベーコンやウインナーを入れてアレンジしても美味しくなるとのことです。
        
       

塩焼そばソースでつくるもんじゃ焼き

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もんじゃ焼きというとソースのイメージですが、こちらはなんと「オタフク塩焼そばソース」を使用した塩味のもんじゃ焼き。

まろやかな塩味に、香ばしいにんにくと粗挽き黒胡椒が効いた「オタフク塩焼そばソース」と、トッピングのシーフード(えび、いか)を合わせることで、「海のもんじゃ焼き」といった雰囲気に仕上がっています。

紫キャベツのほか、チーズやレモン、しそ、水菜なども加えられた爽やかな見た目もオシャレ。

自宅でもんじゃ焼きパーティーを開きたい…という方は、ぜひ取り入れてみてほしい一品です。

ちなみにこちらに合わせるワインは、キャンティではなくカジュアルなスパークリングワイン。
        

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肝心のワインとの相性は…

寺田「ペアリングは塩味が大切ですが、もんじゃ焼きに塩味があるのでスパークリングワインのようにフレッシュなものとは相性バツグンですね。すごくバランスのよい組み合せです。キャベツのシャキシャキ感もいいですね。もしかしたら、シチリアのワインとの相性もいいかもしれませんね。」

少し甘さを感じさせるスパークリングワインでしたが、もんじゃ焼きと組み合わせるとスッキリとした印象に。

ワイン単体で飲むより、もんじゃ焼きと組み合わせた方がぐっと美味しさが増す楽しいペアリングです。

レモンの柑橘風味もスパークリングワインとの相性を高めてくれていますし、もしかしたらシャンパーニュなど、本格的な辛口スパークリングワインとの相性の方がよかったかもしれません。
       
       

結論!「ワイン×もんじゃ焼き」はアリ!

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ソースとワインの相性の良さは確認済みですが、もんじゃ焼きとワインの相性も間違いなく「アリ」ということがわかりました。

ただ、“もんじゃ焼きだけじゃ、ちょっと足りないんだよね”という方は、その後に焼きそばを作ってワインと合わせてもおもしろいかもしれません。(お好み焼きもいいですね)

今までもんじゃ焼きにワインを合わせる、ということに懐疑的だった方。

飲食店ではもちろん、ぜひご自宅でもこの組み合せを試してみてください!
        
       

※All photo by 寺田智伸

         

関連コラム

       
・【おまけレシピ】「ワイン×もんじゃ焼き」に挑戦!もんじゃ焼きを作ってみよう!
       
       

ご参考

    
オタフクソース株式会社
     
      
・寺田 智伸(てらだ とものぶ)

19410             
フリーランスフォトグラファー
ソムリエ((一社)日本ソムリエ協会認定)
チーズプロフェッショナル(NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定)

大手ワイン会社で21年間務めたのち、フォトグラファーに転向。ワイン会社で培ったワインやチーズの知識、6年間在籍したデジタルマーケティング部門での経験とフォトグラファーをミックスして幅広く活動中。
ワインのみならず食を理解したディレクションが持ち味。

https://studio-terada.jp/
      
        

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ナカゴミ コウイチ

ナカゴミ コウイチ

山梨県出身、甲州ワイン育ちのフリーライターです。
ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。
ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。

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