【肉×ワイン】肉のために造られたワインは肉に本当に合うのか!?肉好き釣りガール小野瀬みらいさんと検証!~後編~|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

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【肉×ワイン】肉のために造られたワインは肉に本当に合うのか!?肉好き釣りガール小野瀬みらいさんと検証!~後編~

       
いわしワインに続き、今回は「肉ワイン」

肉のために造られたという〈ペッパージャック〉の赤ワイン2本と、意外性を狙って〈ウルフ・ブラス〉の白ワイン1本を用意して、「肉×ワイン」の相性の良さをあらためて検証しています。

後半では、実際に肉料理とそれぞれのワインを組み合わせて最良の組み合せを探索。どんな結果になったのか、ぜひチェックしてみてください!

        
        

ワインテイスティング

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まず、用意したワインを小西さん指導のもと、小野瀬さんにテイスティングしてもらいました。


★ペッパージャック グレーデッド ラングホーン・クリーク シラーズ(ボトル画像:左)

          
小野瀬「とっても濃い赤色をしていますね。果実の香りをしっかりと感じますし、酸も香り伝わって来る感じです。」
        
         

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「飲むと、口の中でとっても良い風味が広がって美味しいです。渋みはもちろんあるんですが、ギシギシした感じじゃなくて、“まろやかな渋み”といった印象です。果実感が、口の中で広がります。」



★ペッパージャック グレーデッド マクラーレン・ヴェイル(ボトル画像:中央)

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小野瀬「こちらも変わらず、濃い赤色です!何となく、香りから酸味はそこまで感じません。果実の香りは、先ほどのワインより感じます。渋みはそこまで強くなく、教えてもらった通りスムースな印象です。果実の甘みを感じる、とても飲みやすい赤ワインです。」



★ウルフ・ブラス ゴールドラベル シャルドネ(ボトル画像:右)

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「きれいな黄色。トロピカルフルーツのような、良い香りがしっかりと感じられます。“辛口!”という感じはなく、ふくらみのある果実の風味が口の中に広がる飲みやすいワインです。結構、飲んじゃいそうで危険ですね笑」



肉に合わせるワイン、というとタンニンがしっかりとしたギシギシしたイメージですが、今回のワインは果実味が豊富でタンニンもまろやかな感じのワインのようです。

ワイン単体でも美味しそうですが、肉と合わせたらどうなるのでしょうか?
       
        

用意された肉で食べ合わせ開始!

         
「nomuno 2924」の齋野さんが提供してくれた肉料理は、全7種。さまざまな部位を使って作られているため、今回のワインとどの部位が合うかという検証にぴったりです。

まず、齋野さんに一品ずつ説明してもらいました。
          
              

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▲ それぞれの肉の特徴や調理方法についてわかりやすく説明してくれた
nomuno 2924の齋野啓太さん

            

お寿司

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「当店はお酒をメインにしたお店ですので、まずはお寿司をお腹に入れてもらおう、ということで出しているのが、この肉のお寿司です。燗肉(カンニク)といって、完全に火を入れない低温調理の技法を使って柔らかくしたお肉を使用しています。少し甘じょっぱいタレを塗り、腐葉土の中で取れるキノコの中でも珍しい甘い味わいのハニートリュフとキャビアの塩味をいかした握りとなっています。」



レバ刺し風

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「今朝締められた和牛のレバーを中心温度63度で30分火を入れた後、ごま油とお塩でレバ刺し風に仕上げたお料理です。今、レバ刺しは食べられませんが刺身の食感を保ちつつ、法律も守ったかたちでご提供しています。またピンクペッパーとはちみつを添えさせていただきましたので、そちらをおつけになってお召し上がりください。」
         
          

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タン(画像:左端上)

「今朝締められた、都内で一番良い牛タンを使っています。食肉工場から直接持って来ているものですので、とても鮮度が良い状態の牛タンです。それを3時間48度で火を入れた後に63度で30分ほど火を入れ、最後に炭で表面だけに火を入れているので、とてもジューシーに仕上がっています」



こぶじめ(画像:中央上)

「こちらは、タン先の昆布締めになります。北海道 羅臼産の最高級の昆布を二日間巻き、余計な味はつけずに昆布の塩味と風味をいかして仕上げています。タン先なので、タンの歯ごたえも楽しめると思います。」



ハラミ(画像:左下)

「今朝締められた和牛のハラミです。5時間ほど西京味噌をベタ漬けではなく、ガーゼで挟んで風味づけ程度に漬込んでいます。そのため、とても上品な風味のハラミに仕上がっています。」



シャトーブリアン(画像:右下)

「2時間46度でじっくりと火を入れた後、温度を63度に上げて30分。最後に、表面を軽く炙って仕上げています。」



ラムカツ(画像:右端上)

「こちらは、ラムカツ。1時間63度で火を入れた後、最後に強火で揚げています。」



“ただ焼く、ただ火を入れる”だけでなく、肉が硬くなる成分を一切出さず、肉が本来持っているアミノ酸のうまみを残した化学的な調理法で仕上げられているのだそうです。

          
          

どれとどれが良い相性かをワイルドに検証…

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素晴らしい肉料理が並びましたが、この中でどのワインとどの料理が良いか検証をするには相当な経験が必要そうです。

「任せてください」と、手を上げてくれたのが久保さん。

齋野さんが手掛けた肉料理を一切れずつ食べ、そしてワインを飲んで検証するというワイルドな方法で、「この肉にはこのワイン!」を選んでもらいました。
           
            

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“これは相当難しいのでは…?”と思ったのですが、そこは久保さん。

肉を一切れ、ワインを飲み熟考した後、スパッと“コレですね”と提示してくれました。自社の取り扱うワインへの愛情。そして、その相性を選び出す能力。

“プロは違うな…”と、ここでもあらためて思い知らされました。

          
         

検証結果

           
久保さんの数十分に渡る過酷な検証の結果、ついに最高の組み合せに辿り着きました。

この肉ワインと肉の検証結果を、小野瀬さんと小西さんが総括します!



★肉寿司×「マクラーレン・ヴェイル シラーズ」

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小野瀬「めちゃくちゃ合いますね、最高です!この肉寿司にここまで脂身が乗っているとは思わなかったのですが、それがこのワインとぴったりと合いました。」

小西「もう肉だけで十分美味しいですね…。〈マクラーレン・ヴェイル シラーズ〉は、タンニンがスムースなので脂身の効いたこういったお肉と調和して合います。お寿司はシャリに酸があるので難しい印象ですが、添えられているキャビアの塩分でワインの渋みが抑えられバランスがとれていると感じます。」



★レバ刺し風×「ラングホーン・クリーク シラーズ」

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小野瀬「なんか、ほっとします笑 落ち着いたところに着地したというか、そのくらい相性が抜群です。ごま油とハチミツが調和していますね。」

小西「合う…合い過ぎますね、これは。〈ラングホーン・クリーク シラーズ〉単体だと果実味とタンニンがパンチの効いた感じなのですが、このレバ刺し風と合わせると全てのバランスが調和して、双方の美味しさがアップする最高のマリアージュです。」



★タン×「マクラーレン・ヴェイル シラーズ」

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小野瀬「これも、とっても合います!ワインもどんどん進むんですが…なんか、ご飯も食べたくなりました笑」

小西「タンがすごく柔らかいんです。そして、赤身でもなくジューシー過ぎるわけでもなく、脂加減がちょうど良いので、果実味が主張しすぎない〈マクラーレン・ヴェイル シラーズ〉を飲むとさらに食を進めたくなるマリアージュになっていると思います。」



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▲ この小野瀬さんの表情で、今回の食べ合わせがどれだけ素晴らしかったかが伝わりますね♪

            

          
★タン先(昆布締め)×「ラングホーン・クリーク シラーズ」

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小野瀬「しつこくない味わいのお肉ですね。さっぱりしているんで、ワインがどんどん飲み続けられる感じです!」

小西「うん、合うと思います。果実味を強く感じて昆布締めの臭みなどが後に残らないので食べ合わせ続けられる感じです。」



★ハラミ×「マクラーレン・ヴェイル シラーズ」

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小野瀬「西京漬の甘みがあっても、赤ワインと合うんですね!とっても美味しい組み合せです。」

小西「味噌か…と思ったのですが、〈マクラーレン・ヴェイル シラーズ〉は酸味とタンニンが強過ぎないので、全体のバランスがとても良くなります。三位一体、といったところでしょうか。」



★シャトーブリアン×「ラングホーン・クリーク シラーズ」

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小野瀬「もう、お肉だけもっと食べたいくらい美味しいです笑 ワインですが、これも完璧に合います。ワイン造った人、すごいです!笑」

小西「とにかく贅沢な組み合せですね、これは。このラングホーンクリーク特有のキメ細やかなタンニンがシャトーブリアンの上質な旨味をより引き出してくれる、とても上品な印象のマリアージュです。」



★ラムカツ×「ウルフ・ブラス ゴールドラベル シャルドネ」

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小野瀬「赤ワインと白ワインで試しましたが、難しいですね。ただ、〈ウルフ・ブラス ゴールドラベル シャルドネ〉と合わせると、後味がさっぱりしているので美味しいです。」

小西「私も白が良いと思います。赤ワインも悪くはないのですが、ラムのクセを後味に少し感じてしまいました。白だと、ほど良くまろやかになりますし、衣も脂身を切ってくれるような感じがして重たくならずに食べ進められます。」

          
          

「ペッパージャック」最高!

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小野瀬さんと小西さん。とにかく合う!合う!合う!の連発でした。さすが久保さんですね。

ただ、「赤ワインであれば、肉には合うよね…」と思われた方もいると思います。

それを見込んで、一応店舗内にあるフランス ラングドック産の赤ワインで楽してもらいました。これはこれで悪くないのですが、やはりワインが少し負けてしまう印象もあり、今回用意した〈ペッパージャック〉のワインと肉を合わせた時のような感動は得られなかったようです。
         
           

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ただ、ラングドックのワインが悪いわけでもないですし、食べ物によっては最高のマリアージュも間違いなくあります。

つまり、今回用意した〈ペッパージャック〉の2本は肉のために造られているワインだからこそ、肉との相性が他のワインに比べて抜群に良いということでしょう。

小野瀬さんの、「このワイン造った人、すごい!」というコメントはまさに今ワインの魅力を最大限感じた人の素直な感想だと思います。

今回もイワシに続き、これまた、「看板に偽り無し」という結果。

後で我々も試しましたが、本当に「肉ワイン」と呼びたいほどに肉料理に合いました。

ぜひ皆さんも、この機会に〈ペッパージャック〉のワインをチェックしてみてください!

※〈ウルフ・ブラス ゴールドラベル シャルドネ〉も、ラムカツと相性が良かったことも我々は忘れていません。今後白ワインと肉も探求していきたいと思います!

         
          

ワインも肉もこだわって合わせてみよう!

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今回、肉のために造られたワイン〈ペッパージャック グレーデッド ラングホーン・クリーク シラーズ〉、〈ペッパージャック グレーデッド マクラーレン・ヴェイル シラーズ〉と、〈ウルフ・ブラス ゴールドラベル シャルドネ〉の計3本を肉と合わせてその相性を検証してみました。

「nomuno 2924」の料理、そしてこだわりにこだわって造られたワインとの相性は間違いなく、最高だったと言ってよいでしょう。

とはいえ、ワインの種類や料理によって合うものとそこまで…という組み合せはありましたし、漠然と「肉には、どんな赤ワインでも合う」というわけではないこともあらためて分かりました。

ワインの品種や産地、銘柄。そして、肉の部位や調理法。こんなところにこだわって、自分のベストマッチな組み合せを探求してみるのも面白いのではないでしょうか。

※「nomuno 2924」では、それができますよ!


小野瀬さん情報

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釣りガールとして活躍している小野瀬さん。今、どんな活動をしているのかお聞きしました!

「11月に舞台を控えています。詳しくは、リンクからどうぞ。あと、9月の上旬に発売されるキャンプ雑誌『GARVY』のほか、雑誌『ボート倶楽部』にも出ているのでそちらもチェックしてみてください!」

そのほか、9月6日放送のBS釣りビジョンで放送されている『釣りうぇ~ぶ』にも出演するそうなので、そちらもぜひチェックしてみてください!



■舞台情報

アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院
「白きレジスタンス〜真実の刃(やいば)〜」
原案:尾花沢軒栄(acus)
脚本・演出:桜木さやか(ルドビコ★)

本番:11月29日(金)〜12月3日(火)

劇場:新宿村LIVE

公演スケジュールなどはコチラ↓
・【アサルトリリィホームページ】
・【私立ルドビコ女学院ホームページ】


■BS 釣りビジョン 『釣りうぇ〜ぶ』
・ホームページ


■ツイッター


■インスタグラム


■Facebook
         
            

今回、撮影にご協力いただいたお店・企業

           
■ nomuno 2924(ノムノニクフジ)

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100種類以上のお酒を飲み比べ放題かつ、じっくり低温調理したお肉本来の旨味を味わえる季節に合わせたコースを楽しめる完全予約制のワインバー「nomuno 2924(ノムノニクフジ)」。

今回ご提供いただいた、素晴らしい肉料理やお野菜などをいただけるほか、『日本酒 自然派ワイン、本格焼酎、果実酒、クラフトスピリッツ、ハイボール、ビール、ソフトドリンク』がセルフ飲み放題という驚くべき店鋪です。

完全予約制ですが、今後「完全会員制」になる模様。今、会員は無料で登録できるそうなので気になる方はホームページからの問合せ、または直接来店して確かめてみてください!

            
                  
■Treasury Wine Estates株式会社

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