禁断の味!?山梨県で昔愛されたワインの焼酎割り「ぶうちゅう」を作ってみた!|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

ワインの楽しみ方

禁断の味!?山梨県で昔愛されたワインの焼酎割り「ぶうちゅう」を作ってみた!

          
プロフィールでお伝えしている通り、私は山梨県出身です。

それが関係しているのか、ワインを湯のみ茶碗で飲んだり氷を入れて楽しんだり、さまざまな材料で割ったり、ワインを自由に飲むことにさほど抵抗を感じません。

しかし、恥ずかしながらひとつだけ知らなかった禁断の飲み方があることを知りました。

それが、ワイン(ぶどう酒)の焼酎割り、「ぶうちゅう」。

昭和初期頃に流行っていた飲み方だそうで、安価に酩酊するための荒技だったようです。

そんなことから、今回昭和初期のあの頃の気持ちに戻り、「ぶうちゅう」を再現。

焼酎と何対何で割ったら、特に美味しく飲めるのかを検証してみました。
           
              

確かに山梨県で飲まれていた!

         
“ワインの焼酎割り”でググると、一部の居酒屋で提供されているという情報や「ぶうちゅう」にまつわるちょっとした小ネタが見つかりました。

しかし、もう少し確かな情報を得たい。ということで、山梨県ワイン酒造組合に問合せしてみました。

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Q.ワインの焼酎割りが山梨県で飲まれていたと聞きましたが…

「ああ、“ぶうちゅう”のことね。昔、安く酔えるってことで流行ったね。今も出すところはあるかもしれないけど、まぁもうあまり見ないね。」


Q.どういったワインで割っていたのでしょうか?

「一升瓶ワインを使ってたね。品種はデラウェアとか甲州。白ワインが多かったかもしれないなぁ。」


Q.なるほど。ちなみに、何対何で割っていたのでしょうか?

5対5だったかな。焼酎も甲類焼酎だったね。」


Q.意外に焼酎が多めですね。やっぱり氷は入れるんですか?

氷?薄くなっちゃうからね、入れないよ。焼酎のアルコール度数を下げて飲みやすくするためにもワインで割ってた、という人もいたかもね。」



氷を入れないとは、なかなか…。

実家の近所のおっちゃんたち含め、山梨県の人は大酒飲みが案外多いと思っていたのですが、これを聞いてさらに山梨県人の酒好き具合が良く分かりました。(もちろん、飲めない方も大勢いますが)
            
             

ワイン×焼酎の比率を検証!

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今回、このプチ検証にお付き合いいただいたのは、焼酎大好き小林さんに甲類焼酎を愛する男「S」さんのお二人。

普段から焼酎はもちろん、発泡酒、スト○ングゼロなども自宅で飲むというお酒大好き人間たちです。

ちなみに日本ワインブームの今、一升瓶ワインを割る…という人は少なそうなので、今回はコンビニで手軽に手に入る某有名ワインと我らの宝焼酎「タカラモダン」を利用。

ワイン9:焼酎1

ワイン8:焼酎2

ワイン7:焼酎3

ワイン6:焼酎4

ワイン5:焼酎5



といった比率で割っていき、最終的にどれがもっとも美味しい「ぶうちゅう」になるのかを検証してみました。
           
              

無理に割る必要無し!ただ、思わぬ発見も…

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今検証では、美味しさを1〜4点で評価。3人の合計点数で順位を決めました。

結果、一番美味しい?と思えたのは、「ワイン9:焼酎1」という結果に。

1位 ワイン9:焼酎1 9点

2位 ワイン7:焼酎3 7.5点

3位 ワイン8:焼酎2 6点

4位 ワイン6:焼酎4 4点

5位 ワイン5:焼酎5 2点(一名 0点)



正直、積極的に焼酎で割る必要はないとは思いましたが、それでも思わぬ発見も。

「“ワイン9:焼酎1”は、ワインの酸味が無くなって全体的にまろやかになっていると思います。正直、ワインの酸っぱさとかそういったのが苦手な人は悪くないのではないでしょうか?」と、Sさん。

確かに、飲み残して時間の経った白ワインやタンニンの少ない赤ワインであれば、軽く焼酎をプラスすることでまろやかになり美味しく飲めそうです。
               
               

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また、おつまみを用意していませんでしたが、いろいろ調べるとタレの焼き鳥などと良く合うそうです。

おうち居酒屋を知人たちと開きたい方にはおすすめです。
           
             

焼酎が3以上は危険!!

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また、得点を見ると「ワイン7:焼酎3」が2位にランクインしていますが、これがギリギリラインだったと思います。

焼酎感もあり、ワインの風味もあったのでそこまで、“悪い”という印象ではありません。

ただ、焼酎の割合が増えていくことでどんどん色合いが薄くなっていき、焼酎の強さだけが襲ってくるように…。

ワイン5:焼酎5にいたっては、もはやワインの香りも飛び、普通に甲類焼酎のストレートと化していました。

「この割合、確かある意味でのオフィシャルですよね?まぁ、とにかく酔っぱらいたい時代があったんですね。」

と、Sさん。

ワイン選びと焼酎選びによっては味わいも変わるでしょうが、ちょっと我々にはハード過ぎました。
            
              

余ったワイン&カジュアルなワインならぜひ!

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ここでは、ワイン(ぶどう酒)の焼酎割り、「ぶうちゅう」について、ワインと焼酎の割合の検証結果をお伝えしました。

残ったワインをジュースで割るのはどうしても抵抗があるとか、今日は酔いたい日だぜ…というような時は「ぶうちゅう」は悪くないかもしれません。

また、「ワイン5:焼酎5」は厳しい結果となりましたが、ワインをかなり冷やすとか氷を入れると美味しくなる可能性はあるでしょう。(どうかな…)

ぜひ、興味がある方は、“われわれの先人たちは、こんな飲み方をしていたのか…”という自由研究の気分で試されてみてはいかがでしょうか?
             
             

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