長野産のシードルが面白い!「NAGANO WINE FES. in TOKYO」でシードルに目覚めた!|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

突撃リポート

長野産のシードルが面白い!「NAGANO WINE FES. in TOKYO」でシードルに目覚めた!

               
近年、長野県のワインシーンが盛り上がりを見せています。

ブドウ栽培に適したテロワールであることに甘んじることなく、県内ワイナリー集積地を4つにくくって各産地の魅力を発信する「信州ワインバレー構想」や、県内ワイン及び日本酒、米など全体の品質向上のためにはじまった「長野県原産地呼称管理制度(NAC)」など。
より高い品質のブドウ、ワイン造りを目指した取り組みが県を挙げて続けられています。

先日、そんな長野県から30社、90種のワインが一堂に会する特別なイベント「NAGANO WINE FES. in TOKYO」が、帝国ホテルにて開催されました。

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海外産ワインと比肩するようなレベルのワインから、日本ワインらしさを感じるもの、他には無い個性的なワインなど、日本ワインの幅広さを改めて感じられる時間を過ごすことができました。


さて、そんな魅力溢れる長野ワインなのですが、最終的に我々の心を射抜いたアイテムが「シードル」
ここでは、長野発信のシードルの可能性について、カーヴ的な視点で紹介していきたいと思います。
                
               

リンゴの名産地だから当然か…!?

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そもそも、シードルと長野、という組み合わせに疑問を呈する方はいないでしょう。
平成29年産の都道府県別りんご生産量において、長野県は青森県に次いで2位の149,100トン(青森県 県リンゴ果樹課調べ)。

日本全体のリンゴ生産量が735,200トンですので、かなりの数が長野県で生産されていることが分かります。

シードルは、リンゴを原料に醸造した発泡性のあるお酒。リンゴの名産地である長野県でまず注目すべきは、シードルなのです。
              
               

飲みやすく、カジュアルな味わいもイイ!

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「NAGANO WINE FES. in TOKYO」では、主にメルロやシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブラック・クイーン、竜眼など、長野を代表するブドウ品種から造られたワインが揃えられていました。
                
                 
                 

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過去にカーヴでも取り上げた信州たかやまワイナリーの「ソーヴィニヨン・ブラン」

            

               
ちなみに、信州たかやまワイナリーの鷹野永一氏によると、「今後、長野県でソーヴィニヨン・ブランが盛り上がってくる。ワインのプロたちからも、注目されている」と語ってくれましたが、確かに各ブースでソーヴィニヨン・ブランを見かけることが多かった印象です。(※信州たかやまワイナリーのコラムはこちら
              
                
                

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大池ワインの「ふじシードル スイート」

             

              
しかし、やはり気になってしまうのが、「シードル」の存在。

大和葡萄酒四賀ワイナリーの「ハギーシードル」、大池ワインの「ふじシードル」、信州まし野ワインの「ピノニエ シードル」、サンクゼールワイナリーの「いいづなシードル」などなど、とにかくシードルの出品が多く、気になって仕方ありません。

シードルというと甘い印象があったのですが、その多くがドライな印象で飲みやすく、後味にリンゴ特有の風味がふわっと立ち上がるような、面白い余韻を楽しめました。

ワイナリーごとに個性があり、多様性があるところも、ワイン好きにはたまらないポイントなのではないでしょうか。
                  
                 

発泡していないリンゴ酒も?

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そんな中、我々が特に面白い!と、思ったのが「Vino della Gatta」が造る「坂城林檎酒 秋映 2018」

シードルなのかと思いきや、発泡させていないため、リンゴのスティルタイプのお酒(ワイン)となります。

香りは穏やかですが、一口飲むとりんごの風味。さらに、梅酒を思わせる(ベンズアルデヒドか!?)独特な風味と酸味がたまりません。

個人的には、ちらし寿司をはじめとした、酢を利用した和食との相性が良さそうな印象で、ある意味、無理に白ワインを和食に合わせるなら「坂城林檎酒 秋映 2018」の方がいいのでは!?と思わせてくれる味わいでした。

ちなみに、ラベルデザインは‪埴科郡坂城町出身の画家 小松美羽さん‬で、‪坂城町ねずみ大根マスコットキャラクター‬「ねずこん」も可愛らしく描かれています。

ワインファンはもちろん、初心者の方にもぜひ試してほしい1本ですね。
                
               

南信州エリアがアツいらしい!?

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さて、そんな長野県のシードルの魅力に打ちのめされた我々ですが、どうやら長野県の南信州エリアで、シードルを積極的にアピールする活動が行われているらしい、という情報を手に入れました(試飲会ではなく)。

松川町を中心とした、南信州エリアでは数多くのシードルが造られており、単一品種のリンゴをはじめ、数種類のリンゴや洋梨を使用したオリジナルブレンドで造られるシードルなど、農園や醸造所ごとに個性溢れる1本が造られているようです。
                
                 
               

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手に入れたパンフレットを確認すると、「松川&伊那谷シードルマップ」なるページがあり、数多くのシードルを造る農園や醸造所の情報、運転を気にせず農園をめぐれる「シードル定額タクシー」などの情報が掲載されていました。

ワインツーリズムはよく耳にしますが、まさか「シードルツーリズム」的なことが用意されているとは知りませんでした。

これはもう、長野県のシードルを見て見ぬ振りすることは、罪なのではないでしょうか。
               
               

長野産シードルで乾杯!

              
日本ワインの発展において、重要な産地のひとつである長野県。とはいえ、ワインだけでなく、シードルに目を向けるのもアリでしょう。

品種や醸造法、ブレンド、スイートとドライなど、シードルも奥が深いので、ワイン好きの心も満たしてくれるはずです。

長野産のシードル。

ぜひ、みなさんで乾杯用に1本購入してみてください!
              
                

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