田辺由美さんに聞く!日本の女性だけによる国際ワインコンペティション「サクラアワード」とは!?~後編~|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

突撃リポート

田辺由美さんに聞く!日本の女性だけによる国際ワインコンペティション「サクラアワード」とは!?~後編~

              
最終回では、サクラアワードの審査員の方やカーヴで取り扱っている受賞ワインについて田辺さんにお聞きしました。
                
               

お話しを伺った方

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“SAKURA” Japan Women's Wine Awards(通称サクラアワード)
審査責任者の田辺 由美さん

                
                

Q.審査員の方の雰囲気についてお聞かせください。

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「審査員はとても真剣にワインを審査しているので、大変ですよ。ニコニコしながらやっている人は一人もいません。

皆さん、“ワイン業界にいる人間のひとり”と、いうことについての責任感を感じています。なにせ、エントリーしたワインの6割は落とさないといけませんから。

初めて審査に来られる方も周囲の様子を見ながら、チャラチャラなんて出来ない、ということを感じていると思います。」
                 
                    

Q.審査員の女性たちの今後の活動にも影響を与えているのでしょうか?

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「例えば、インポーターの方であれば、自分たちが実際にワインを輸入する時に役立ちます。
日本ではこういったワインが売れる、という感覚を養うことに役立っているはずです。

また、賞を獲得したワインが自社のものであれば、なぜこのワインが賞を獲得したのか、そしてどのようにプロモーションして売っていくのか。
今まで考えなかったプロモーションを仕掛けるなど、販売へのエネルギーにもなると思っています。」
               
                

Q.審査して終わり、ではないのですね。

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「サクラアワードは、ワインの販売量、消費量を増やすという大きな目的があります。
そのため、審査員の人たちが会社や自分のいる場所に戻った時、賞を獲得したワインをどれだけ認知させていくのか考えることが重要になっていきます。

例えば、レストランでソムリエをされていた審査員の方の中には受賞ワインをオンリストしたり、それを使用してパーティーを開いて、説明してくれる方もいます。
500名以上の女性審査員がサクラアワードの目的を意識してくれている、というのはとても嬉しいことですね。」
    
                           

カーヴで扱っているダイヤモンドトロフィー受賞ワインについて

                
ここからは、カーヴで扱っているダイヤモンドトロフィー、ダブルゴールドをそれぞれ獲得した2本のワインについてコメントをもらいました。
               
                  

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ドメーヌ・ドルーアン/ドルーアン・ヴォードン シャブリ2015(ボトル写真:右)
“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2018 ダイヤモンドトロフィー
              
                  

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「2015年のシャブリはとても良いヴィンテージだったのですが、その良さがよく分かるワインだと思います。
フリンティな香り、フレッシュな香り、味わいのきれいさ、そしてアフターの長さ…。こんな素晴らしいワインは無いと思えるほど、全てを持っている1本だと思います。
            
              
                 

クネ/アラーノ・テンプラニーリョ(ボトル写真:左)
“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2018 ダブルゴールド
              
                

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「クネが造るリオハの代表的なワインです。
サクラアワードの価格帯で『E』ということは、1,001から1,500円のレンジですので、この価格でダブルゴールドを受賞しているという優秀なワインです。

一般的にテンプラニーリョというと強くアルコール度数も高くなり、ガッチリした印象があります。
ところがこのリオハのワインは、スパイシーなテンプラニーリョの個性がありながらも、柔らかく仕上げられており、しっかりとした肉料理だけではなく、パスタにも合わせやすいなど毎日の食事に使いやすいワインですね。
口にふくんだ時に、ほっとした柔らかな広がりがあります。」
              
                

2019年のサクラアワードについて

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昨年の『FOODEX JAPAN 2018』の様子

                 

                         
次回のエントリー数は4326アイテム、審査員の登録総数は530名となりました。

来年3月に『FOODEX JAPAN 2019』にてダイヤモンドトロフィー及び特別賞グランプリの授賞式を行い、ブース出展もしますが、その中で2019年の受賞ワインを国別に試飲していただける機会を企画しています。
未輸入のワインも試飲できますし、受賞後の最初のお披露目となりますのでご来場ください。また、新しい賞などについてはこれから企画する予定です。」
            
               

最後にひとこと!

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サクラアワードで受賞したワインは、日本の消費者にマッチするワインだと思います。

これら受賞ワインは、私、田辺 由美も自信を持っておすすめできるワインです。
サクラアワードのシールを貼られたワインを見かけたら、ぜひ手に取って飲んでみてください。」

取材を終えて

                
女性審査員のみで開催される、アジア最大級のワイン審査会「サクラアワード」。

1本のワインが賞を獲得するまで、そして賞を受賞した後、さまざまなドラマが生まれていることがお分かりいただけたと思います。

さあ、サクラアワード2019の開催まであと僅か。

どんなワインが受賞するのか、来年もサクラアワードから目が離せません!


【ご参考】

SAKURA AWARD(サクラアワード) 公式ホームページ
              
              

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ナカゴミ コウイチ

ナカゴミ コウイチ

山梨県出身、甲州ワイン育ちのフリーライターです。ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。

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