ワイン好きにも知ってほしい!世界NO.1スタウトビール「ギネス」の品質への徹底したこだわり!|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

豆知識

ワイン好きにも知ってほしい!世界NO.1スタウトビール「ギネス」の品質への徹底したこだわり!

              
世界150カ国以上で楽しまれている、世界NO.1(※)のスタウトビール、「ギネス」
(※IWSR 2017に基づく販売数量)

ビール好きの方はもちろん、ワイン好きの中にも“ギネスファン”という方は多いのではないでしょうか。

さて、そんな我らが「ギネス」なのですが、先日都内にて「ギネスブランドアンバサダーセミナー」が開催されました。

キリン・ディアジオ株式会社 ギネスブランドアンバサダーの飯村 隆氏による、ギネスの歴史や缶と瓶の比較試飲。
そしてキリン・ディアジオ株式会社 マーケティング部 ビールカテゴリーディレクターの大久保 利啓氏による今後のギネスの戦略についてなど、ギネスの秘密についてたっぷり知れる、濃密な時間を過ごすことができました。

さまざまな内容が語られたこのセミナーの中でCAVEが注目したのが、「ギネスのハンパではない、品質へのこだわり」

世界No.1のスタウトビール「ギネス」のこだわりを、ここでご紹介させてください!
                
                 

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ギネスとは…?

冒頭から、ギネス、ギネスと連呼していますが、そもそも「ギネス」とは何なのかおさらいしてみましょう。
                  

14531「ギネス」は、1759年にアイルランドで誕生したビール会社。
創業者であるアーサー・ギネスが、セント・ジェームズ・ゲート醸造所を年間45ポンドで9,000年(!)のリース契約で操業を開始したことに始まります。

創業当初はエール(上面発酵ビールで、下面発酵ビールよりフルーティーな味わいが特徴のビール)を醸造していたのですが、1799年にはポーター(上面発酵ビールで、濃い色が特徴のビール)のみの醸造に。

19世紀末にはその品質の良さで世界最大のビール会社に成長を遂げますが、第一次世界大戦やアメリカの禁酒法、世界恐慌などで大きな打撃を受け経営危機に陥ります。

しかし、1929年に打ち出した広告戦略によりその危機を挽回。

その後、1959年のドラフトギネス、1988年のウィジェットを採用した缶ドラフトギネスの登場などでさらに知名度を高めます。

ギネスは、今年で259年。

今、世界NO.1のスタウトビールを生み出す、世界最高峰の世界的ビール会社へ成長を遂げたのです。
                 
                    

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ギネスの半端ないこだわりとは?

              
ギネスはとにかく、その品質へのこだわりが半端ではありません。

世界的ビール会社というと、何もかもがオートメーションだと思われがちですが、ギネスは創業当時からのこだわりを守り続け、今もなお熟練の職人たちの手によって作られる、まさに“クラフトビール”なのです。

では、そのこだわりを簡単にご紹介しましょう。


・水にこだわる!
                   

14553ビールの95%は水。ギネスは、アイルランドの首都ダブリンの南にあるウィックロー山地から湧き出る天然水(軟水)をセント・ジェームズ・ゲート醸造所まで、わざわざ運んできて使用しています。水は、ビールの味わいにも影響する大切な原料。だからこそ、ギネスは水に徹底してこだわるのです。


・大麦にこだわる!
                 

14535ギネスビールに使用されているのは、アイルランド産の良質な大麦。大麦は発芽させた後に乾燥させて麦芽にするのですが、ギネスでは焙煎した大麦も使用しています。この大麦は全て自社にて焙煎されており、その焙煎温度は232℃に徹底されているというこだわりよう。熟練の職人たちだからこそなし得る技こそが、ギネスの味わいと色合いを支えているのです。


・ホップにこだわる!
               

14536ビールと言えば、ホップ。ギネスではホップを世界中から輸入しているのですが、現在では主にイギリス産、アメリカ産、オーストラリア産のホップが使用されています。ギネスは、なんと一般的なラガービールのレシピに対して約2倍(!)ものホップを使用。このホップ特有の爽やかな苦みこそが、ギネスらしい風味を生み出すのです。


・酵母にこだわる!
               

14537ビールはもちろん、酒造りにとって重要な要素が酵母。ギネスではなんと、1759年創業当時から続く酵母を今でも使用している、というのだから驚きです。半年に一度、この酵母を培養。現代でも高品質なギネスの風味が楽しめるのも、この酵母へのこだわりがあってこそなのです。
                 
                   
                  

クリーミーな泡の秘密!

              
さて、ギネスがこだわっているのは味わいもさることながら、そのクリーミーな泡

まるでムースのように柔らかいこの泡こそが、ギネスをギネスたらしめる重要な要素です。
                  
                  

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この泡を生み出すために窒素を使うなど、ギネスにはさまざまな工夫がなされているのですが、缶ビールであっても樽と同様のきめ細かな泡が生成される、という不思議な現象が起きています。

実は、その秘密の鍵を握っているのが、缶に入っているフローティング・ウィジェットという白い球体のカプセル。

ギネスの缶を振った時、“どうやら中に何かが入っているようだ…”と思っていた方も多いことでしょう。
                
                

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このフローティング・ウィジェットなのですが、ボール内部に窒素ガスが封入されており、ビールとともに缶内に密閉されています。そして、栓をあけると圧が解放され、カプセル内の窒素ガスが放出。

結果、約300万個(一般的なラガービールの10倍!)のきめ細かな泡が生成されるため、樽詰と同様のクリーミーな泡となめらかなのどごしを楽しめるのです。

缶に入ったあの球。

ギネスにとって、実は超重要アイテムだったのです。

                     
☆ちなみに、このクリーミーな泡をつくる「ウィジェット」は、英国人が考える過去40年で最も偉大な発明の第1位として、英国で英国女王賞-技術達成賞を受賞したそうです。

ちなみに、2位は「インターネット」

人類が生み出した偉大な発明のひとつ、インターネットをおさえての1位とは…「ギネス、恐るべし」です。
               
                  

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ウィジェットの中には約1/1,000,000の確率で、
人の顔にかたどられているものがあるのだとか!?

                  
                 

パーフェクトパイントに酔う!

                 
さて、ギネスのこだわりとクリーミーな泡の秘密について簡単に紹介してきました。

うんちくはこの辺りにしておいて、そのギネスの真価を味わうための注ぎ方を伝授しましょう。

今回、セミナーで紹介されたのが「パーフェクトパイント(味だけでなく正しく注がれた見た目も美しい完璧な一杯のギネス)」というもの。

圧倒的になめらかでクリーミーな泡を味わうための、最高の楽しみ方です。
                    

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まず…

ドラフトギネスを3時間以上冷やしましょう。冷却時の最適温度は5℃前後で、グラスを冷やす必要はありません。

一気にタブを引き、注ぎ口を全開にした後、音が止むまで待ちましょう。

③グラスを斜め45度に傾け、優しくグラスに注ぎます。特に難しいテクニックは必要ないので、焦らず、じっくり注ぎましょう。

④ここからが、パーフェクトパイントのポイント。
泡立ち過ぎないようにグラスを立てていき、クリーミーな泡が落ち着くまで、〈119.5秒〉待ちましょう。
                   

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その間、「カスケードショー」とも呼ばれている、滝のように泡が流れ落ちていく姿のギネスを見ることができます。
時間が経つにつれ、グラス内の液体がギネスの「黒色」になっていき、119.5秒後には、完璧なパーフェクトパイントのでき上がり。

その繊細で美しい泡は、飲み終わるまで消えることはありません!
                 
                  

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比較試飲も面白い!

                  
当日は、このパーフェクトパイントの注ぎ方のレクチャーだけでなく、窒素が入った缶の「ドラフトギネス」、窒素が入れられていない瓶の「ギネス エクストラスタウト」の比較試飲も行われました。
              

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「ドラフトギネス」に比べ、「ギネス エクストラスタウト」はアルコール度数が0.5%高く泡の色合いも濃いめ。※ドラフトギネスは4.5%、ギネス エクストラスタウトは5%

なめらかでクリーミーな「ドラフトギネス」、芳醇で重厚な味わいの「ギネス エクストラスタウト」。

同じギネスでも、ここまで違いがある、ということにとにかく驚きました。

自宅でなかなか比較することは無いと思いますが、ギネスファンであれば、一度は体験すべき比較試飲なのではないでしょうか。
                     
                     

日常的にギネスを楽しもう!

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ギネスというと、バーで飲むスタウトビール、というイメージを持っている方も多いかもしれません。(少なくとも自分は…)

しかし、今回のセミナーに参加したことで、アルコール度数も高過ぎず、芳醇でありながらすっきりと洗練された味わいで飲み飽きしない、“家飲み”にも最適なビールであることが分かり、個人的には大収穫でした。

また、焙煎された麦芽を使用していることで、濃い味付けの肉料理との相性も良いと紹介されており、焼肉や肉料理を食べる際には一般的なラガービールに比べて“ギネスの方が、相性が良い”というのも新たな発見のひとつに。

パッケージもリニューアルされ、より私たちにとって身近になりそうな予感のギネス。

久しぶりに、ワインを飲む前、ワインを飲んだ後の〆ビールとして、楽しんでみてはいかがでしょうか?


【ご参考】

ギネス

KIRIN
               
                 

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ナカゴミ コウイチ

ナカゴミ コウイチ

山梨県出身、甲州ワイン育ちのフリーライターです。ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。

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