フレッシュホップで作った美味しいビールを飲んで国産ホップ農業を盛り上げよう!「フレッシュホップフェスト2018」開催中!!|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

豆知識

フレッシュホップで作った美味しいビールを飲んで国産ホップ農業を盛り上げよう!「フレッシュホップフェスト2018」開催中!!

                
クラフトビール市場の拡大に伴い、欧米各地で収穫されている個性的なホップが人気を集める一方で近年、国産のホップにも注目が高まりつつあります。

そんな中、今年収穫した国産ホップで造ったビールを楽しむイベント「フレッシュホップフェスト2018」を、日本ビアジャーナリスト協会や全国のブルワリー、ホップ生産者、販売店や飲食店とともに9月1日から10月28日までの2ヶ月間に渡って全国で開催します。

そこで今回は、先日スプリングバレーブルワリー東京で開催された「フレッシュホップフェスト2018」の記者発表会に参加してきましたので、その模様をご紹介いたします。

ワイン好きの皆さまも、この機会にぜひクラフトビールの奥深さ・楽しさを堪能してみてください♪♪
               
                  

「フレッシュホップフェスト」とは

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「フレッシュホップフェスト」は、「フレッシュなホップでつくったおいしいビールを広めることでビール市場を活性化し、国産ホップ農業を盛り上げたい」という思いから2015年から開催しているイベントで、今年は52のブルワリーが参加する一大イベントです。


“フレッシュホップ”とは、「その年に収穫された乾燥させていない生のホップ」のことを指します。
人によっては「ウェットホップ」とも呼ばれており、非常にみずみずしく鮮烈で鮮やかな香りが愉しめることが特徴です。

そもそも、ホップの収穫時期は年1回。また、収穫からわずか16時間ほどで使い物にならなくなることから「鯖(サバ)のように足の速い代物」ともいわれています。
従って海外から採れたてのホップを輸入してきても日本に到着したころには既に劣化してしまうため、年間を通じてビールを造る際には、乾燥させたホップを使用するのが一般的です。
                   
                    

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しかし、「乾燥させたものが干しブドウなら、フレッシュは生のブドウ」というくらいに香りに差が生まれるというホップ。
また、すぐに傷んでしまううえに、ほとんどが水分なので、ビールに同じだけ香りをつけようとすると乾燥ホップの4~5倍の量が必要となります。
そのため、「国産ホップの良さを味わうにはフレッシュホップが一番」というところも、このイベントのベースとなる考えのひとつとなっているのです。
                  
                 

ホップ最新事情について

今回の登壇者は、スプリングバレーブルワリー株式会社 マスターブリュワーの田山 智広(たやま ともひろ)氏。一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会 代表の藤原ヒロユキ氏。
そして、スプリングバレーブルワリー株式会社 代表取締役の和田 徹(わだ とおる)氏の3名。


まず最初に、田山氏による「ホップの最新事情」について、説明がありました。
               
                

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国産ホップを取り巻く状況においては、昨今の農家の高齢化による影響で、国産ホップの生産量は2005年と比べて約半分にまで減少。
昨年までホップを作ってくださっていた農家さんが「もう今年はできません」と廃業してしまうケースもかなりでてきているなかで、近年のクラフトビールの人気によってなんとか国産ホップを盛り上げていきたい、と語る田山氏。

というのも、この“クラフトビール”というのはホップを大量に使用するだけでなく、原料が作られる地方・地域の特徴や、作り手の個性が顕著に表れる飲み物。
この特徴を活かすためにも、国産ホップに対しての注目・期待値というものが近年非常に高まっている、とのことでした。
ホップの生産量は徐々に減少してきている一方で、ビールの作り手側や飲み手側では非常に国産ホップに対しての期待値が高まっている状況となっており、


・新たなホップ栽培の動きや新規就農の兆し

・クラフトビールを軸にした新たな取り組み

・新たな国産ホップの品種開発



といった、さまざまな取り組みが行われ始めているとのことです。
                   
                   

なんでフレッシュホップなの?

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続いて、「フレッシュホップフェスト2018」開催の挨拶ということで、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会 代表の藤原ヒロユキ氏が登壇。
開催の挨拶とともに、「なぜフレッシュホップなのか?」という点についても説明がされました。

「日本でも小規模醸造が行えるようになって20数年が経過したものの、“ジャパニーズスタイル”というクラフトビールというのが出来ているのかというと残念ながらまだできていない、というのが現状。
そのような中で、日本産のさまざまな副原料を使用し“ジャパニーズスタイル”を打ち出したビールが徐々に生まれてきてはいるものの、やはり一番の大元である原料のホップ、モルト、そして酵母といったところを日本的なものに仕上げていく必要があるのではないか。
そのような考えのもと、キャラクター(個性)を一番ハッキリ伝えるのは、乾燥したホップよりも“フレッシュホップ”を使用したほうが良いということがわかってきた」と語る、藤原氏。

自身も、京都府与謝野町でホップ栽培の手伝いを行い、9月1日(土)からは藤原氏の名を冠した「フレッシュホップ 藤原ヒロユキ手摘みスペシャル」がスプリングバレーブルワリー東京のみで限定販売されるとのことで、フレッシュホップについてとても熱の入った解説をしてくださいました。

「フレッシュ、そして今年採ったものを使ってすぐに使うということが日本産ホップの違いを皆にメッセージとして伝えることができるのではないか」ということなので、ぜひこの機会にその違いを試してみてはいかがでしょうか!?
                    
                   

フレッシュホップフェスト2018について

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最後にスプリングバレーブルワリー株式会社 代表取締役の和田 徹氏より、「フレッシュホップフェスト2018」の詳細について。
そして、ホップ農家、フェスト参加ブルワリーの中から11社の生産者、販売店の紹介もありました。
                   
                 

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参加ブルワリーの中には、今年の3月に製造免許を取得したばかりという新進気鋭のブリュワリーから、だれもが知る有名ブリュワリーまで様々。
それぞれの紹介後はお待ちかね!の各ブリュワリーの試飲が行われましたが、どのクラフトビールも文句なしに「ウマイ!!」の一言。
                   
                   

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今回は11のブリュワリーのみの試飲となりましたが、今年は北は北海道から南は九州の種子島まで、全52ブリュワリーが参加する「フレッシュホップフェスト2018」。
これは行かない理由はありません!!
                   
                   

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クラフトビールとワインの親和性は高い!?

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ワインメディアサイトでありながらも、このイベントに参加して思ったことは、近年作られるビール(特にクラフトビール)は本当に様々な作り方や味わいに特徴があり、とてもワインとの親和性が高い、ということです。

ワインは奥が深く難しいと思われ、ビールは単純で深みが無い、と思われてる方もいるかもしれません。しかし、ビールもワイン同様、いやそれ以上に“深い”酒です。

ぜひ、ワイン好きの皆さまも、この機会にクラフトビールの奥深さ・楽しさを堪能してみてください♪♪
                      
                     

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