ジャンシス・ロビンソンMWが語ったスペインワイン~Revolution is going on!!~|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

ワインの楽しみ方

ジャンシス・ロビンソンMWが語ったスペインワイン~Revolution is going on!!~

                 
ワインの世界には、様々なスペシャリストがいますが、中でも有名なのが、イギリス人のジャンシス・ロビンソンMW(Master of Wine)

MWとは、ワインの世界では最高峰・最難関のワイン資格のひとつで、その資格を持つ人は、世界中でもまだ350名ほどしかいません。
その中でも、世界的に多大な影響力を持つワインジャーナリストが、ジャンシス・ロビンソンMWです。著書や自身のWebサイト、様々なメディアでワインについて発信しています。

今年の春、バルセロナで開催された食の展示会Alimentaria 2018の中で、そんな彼女のセミナーを聴ける、貴重な機会がありました!
                  
                

スペインワインはエキサイティング!

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スペインでの展示会ということもあり、セミナーのテーマはもちろんスペインワインについて。

かつてのワインラバーは、スペインワインといえば有名産地のリオハ、リベラ・デル・ドゥエロなどが定番だったといいます。
しかし、今のスペインワインは総合的に見て、どんどんエキサイティングになってきている、とのことです。
                  
                

Revolution is going on!

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スペインは、カバで有名な、地中海に面したカタルーニャ、高品質な白ブドウ品種アルバリーニョが造られる大西洋側のリアス・バイシャスなど、海の影響を受けるエリアもあれば、内陸はカラッとした土地・気候もあるため、造られるワインのタイプも異なってきます。

そんな色んなテロワール、ワインの幅広さが、スペインワインの魅力であり、常に新しいものを造り続けていることも、面白い要素だと語っていました。
そう、Revolution is going on in Spain. と。
                   
                    

土着品種への原点回帰

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その新しいものを造る流れとして、今のスペインは、原点回帰で土着のぶどう品種が大きく見直されているのが素晴らしい、とも評価していました。
様々なテロワールが点在するスペインは、それぞれの土地に合う、土着品種でクオリティの高いワインが造られています。

世界的にみると、土着品種の生産量は、イタリアが1位で、全体のぶどう生産量のうち、約80%が土着品種だといいます。
スペインも、土着品種が多いイメージですが、アイレンやテンプラニーリョの生産量が圧倒的に多く、土着品種は生産量でみるとまだまだ少ないそうです。

ジャンシス・ロビンソンMWとしては、この土着品種を活かしたワインが増えれば、よりよいものができていくだろう、と言っていました。
                   
                  

「ストーリーのあるワイン」を。

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さらに、今の世界的なワインのトレンドとしては、「ストーリーのあるワイン」が評価されてきている、とも言っていました。

ただ安い、ただ有名、というものより、どんな人がどんな風に造っているのか、そのストーリーも含めて、ワインが選ばれているというのです。

確かに、生産者の顔が見えたり、エチケットデザインだけでわくわくしたり、ワインを通じて場の雰囲気が楽しくなったり、「ストーリー」があると、ワインの楽しみ方も広がりますよね。

ジャンシス・ロビンソンMWも、このセミナーでテイスティングしたワインについては、自身の思い出やエピソードとともに語っていたものもたくさんありました。

皆さんもぜひ、そんな「ストーリーのあるワイン」を選んで、心がほわっとするひとときを過ごしてみませんか?
                
                    

caveおすすめのワイン
  • 地中海原産の品種モナストレルによる、鮮やかな色がきれいなロゼカバ。
    程よい赤果実の香りと、キリッとした泡、きれいな酸とエレガントな余韻。ロゼとカバのいいところ取りの素晴らしいスパークリングワインです。
    エチケットのデザインは、サルバドール・ダリのデッサン「横たわる女性の裸体」。
    ‘u’の文字は、ダリのヒゲをイメージしています。
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  • スペインのスパークリングワインといえば、カバ!
    シャンパーニュと同じ製法ですが、カタルーニャの土着品種であるマカベオ、チャレッロ、パレリャーダを使っています。
    カタルーニャの州旗をイメージしたエチケットで、見た目はポップですが、味わいはキリッと辛口。りんごの蜜のようなアロマもあり、エレガントです。夏のパーティーなどに最適!
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  • かつてフィロキセラ(害虫)によって絶滅しかかった品種スモルを、復活させたもの。カタルーニャのシンボル的な山、モンセラットの麓で造られています。スモルは酸がしっかりしたぶどうなので、アロマやフレッシュ感を出すために、テンプラニーリョとメルローをブレンドしています。
    また、赤ワインでありながら微発泡でフレッシュなので、この暑い夏に冷やして楽しめる、個性的でさわやかなタイプです。
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CAVE THE SELECT
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やすなが あさみ
スペイン・カタルーニャワイン専門インポーターのバイヤー兼営業。 年1~2回渡西。また、常にワイナリー担当者や現地の知人と話し、現地情報を得ています。 バルセロナに留学経験あり。スペインワインも料理も文化も大好き。

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