アルザスの個性を追求する名門ドメーヌ!「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト テイスティング・セミナー」をレポート!~後編~|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

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アルザスの個性を追求する名門ドメーヌ!「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト テイスティング・セミナー」をレポート!~後編~

                    
前半では、セミナー内で語られた、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」について紹介しました。後半では、実際に用意されたテイスティング用のワインを紹介します。(前半のコラムはこちら
                
                  

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今回のセミナーでドメーヌの情熱、
アルザスの魅力を語ってくださったジョリーン・ハンターさん

                    

テイスティングで用意されたワイン

セミナーの後半は、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」のワインテイスティング。今回用意されたワインは、2016年ヴィンテージの新商品2種類を含めた、計7種でした。

ちなみに、アルザスといえば「セレクション・ド・グラン・ノーブル」と「ヴァンダンジュ・タルディブ」があることをご存知でしょう。

辛口ワインのみならず、ワインにバリエーションがあるところも、アルザスワインの魅力です。

13591「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」のエチケットには、「エクスプレッション・インダイス」という、ワインの味わいを辛口から甘口まで5段階の数字で示す指標が記載されているので、その味わいの特徴が一目で分かるようになっています。

購入の際、そちらも参考にしてみましょう。


さて、ここからはテイスティングで用意されたワインを紹介します。
      
                                

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ツィント 2015

品種 シャルドネ65% オーセロワ35%
              

13601「クロ・ヴィンスヴュール」のシャルドネ65%、オーセロワ35%から造られた白ワイン。柑橘系の新鮮な香りを持ち、新鮮でピュアなバランスの良い1本に仕上がっています。アルザスでは、一般的に「クレマン(瓶内二次発酵で造られるスパークリングワイン)」にシャルドネを使用しますが、スティルに使っているというユニークなワインです。土壌は、ムッシェルカルク(2億5000万〜2億年前の三畳紀の、貝殻石灰岩土壌)、最高21度までに管理されたオークの発酵槽にて12ヶ月間発酵。その後、オーク樽で18ヶ月間熟成されています。
                   
                   

リースリング ロッシュ・グラニティック2016

品種 リースリング 100%
                

136032016VTがファーストヴィンテージ。フランス語で「花崗岩」を意味する、「ロッシュ・グラニティック」。2016VTがファーストヴィンテージです。肥沃な花崗岩質土壌のグラン・クリュ ブランドのリースリングから造られた、アロマティックな白ワインです。土壌の特徴を楽しめるシリーズの1本で、比較的若いブドウ樹のリースリングが使用されています。なめらかなテクスチャーと熟した酸が楽しめます。花崗岩に黒色雲母等を含む土壌。最高21度までに管理されたオークの発酵槽にて12ヶ月間発酵。その後、オーク樽で18ヶ月間熟成されています。
                   
                 

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リースリング ブランド グラン・クリュ 2015

品種 リースリング 100%
               

13605「火の土地」を意味し、流れ出た溶岩に由来する花崗岩、黒色雲母等を含む南東向きの急斜面の畑で栽培されたリースリングを使用した白ワインです。酸素を含む土壌組成であり、根が奥深くまで伸び、ミネラルを吸収。繊細な香りと、味わいを持つ1本となっています。複雑性があり、凝縮度の高い素晴らしいリースリングです。花崗岩に黒色雲母等を含む土壌。最高21度までに管理されたオークの発酵槽にて12ヶ月間発酵。その後、オーク樽で18ヶ月間熟成されています。
                    
                 

リースリング クロ・ヴィンスヴュール 2015

品種 リースリング 100%
                

13606南向き、東南向きの斜面にある単一畑(モノポール)で栽培されたリースリングを使用した白ワイン。アルザスの中でも高い標高に位置しており、冷涼なことから収穫が最も遅い畑のひとつとなっており、アロマティックなワインに仕上がっています。海抜350mの位置にあり、「小さなシベリア」と呼ばれている区画です。1987年に「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」が手に入れた畑となっており、酸が美しくでる、ドメーヌ自慢の1本です。土壌は、ムッシェルカルク(2億5000万~2億年前の三畳紀の、貝殻石灰岩土壌)、最高21度までに管理されたオークの発酵槽にて14ヶ月間発酵。その後、オーク樽で18ヶ月間熟成されています。
                  
                 

リースリング ランゲン・ド・タン クロ・サンテュルバン グラン・クリュ2015

品種 リースリング 100%
              

13607アルザス最南端に位置する急斜面の畑で栽培されたリースリングを使用した白ワインです。最高45度という急な勾配で栽培されるため、大変困難な収穫となります。果皮が厚く、実が小さい凝縮感の高いリースリングが収穫可能。パワフルな味わいという言葉が似合うワインとなっており、火打石やピートなどの個性を楽しむことができます。デボン紀・石灰紀の火山性岩と堆積性砂岩を含む土壌。最高21度までに管理されたオークの発酵槽にて12ヶ月間発酵。その後、オーク樽で18ヶ月間熟成されています。
                   
                  

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ゲヴュルツトラミネール クロ・ヴィンスヴュール 2015

品種 ゲヴュルツトラミネール100%
               

13608南向き、東南向きの斜面にある単一畑(モノポール)で栽培されたゲヴュルツトラミネールを使用した白ワイン。偉大なヴィンテージになり、マンゴーやライチ、パッションフルーツの香りを持ちながら、酸もほど良くあり、ピュアで焦点のあったバランスの良い1本になっています。リットルあたり、70gの残糖。フルーツタルトやアップルタルトなどの風味も楽しめます。土壌は、ムッシェルカルク(2億5000万~2億年前の三畳紀の、貝殻石灰岩土壌)、最高23度までに管理されたオークの発酵槽にて25日間発酵。その後、オーク樽で12ヶ月間熟成されています。
                   
                

ピノ・グリ クロ・ジェブサル セレクション・ド・グラン・ノーブル 2016

品種ピノ・グリ100%
                 

136092011以来造られていなかった、「クロ・ジェブサル」の中でも特別な1本。2016年VTは、800ℓしか造られていません。クロ・ジェブサルの畑は、石灰と泥灰土の土壌。貴腐ブドウが使用されており、ハチミツや白い花などを感じ取れます。濃厚でとろみある高貴な味わい。引き締まった酸によるストラクチャーも感じられます。アルザスならではのワインです。最高23度までに管理されたオークの発酵槽にて12ヶ月発酵。その後、オーク樽で12ヶ月間熟成されています。
                     
                    

アルザスを知るなら、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」から!

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ここでは、先日開催された「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト テイスティングセミナー」について紹介しました。アルザスの個性を大切にしたワイン造りを続けている、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」。だからこそ、アルザスという土地の個性がこのワインを飲めば掴めるはずです。

ぜひ、一度「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」を試してみてはいかがでしょうか?


【ご参考】

日本リカー

ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト
                
                 

CAVE THE SELECT
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ナカゴミ コウイチ

ナカゴミ コウイチ

山梨県出身、甲州ワイン育ちのフリーライターです。ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。

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