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アルザスの個性を追求する名門ドメーヌ!「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト テイスティング・セミナー」をレポート!~前編~

先日、東京都港区南青山にあるキャプラン ワインアカデミーにて、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト テイスティング・セミナー」が開催されました。

日本でも人気が高い、アルザス地方のワイン。CAVEでも、“和食に合うフランスワイン”のひとつとして、何度かアルザスワインを紹介しています。

そんなアルザス地方のワイナリーの中でも、特に人気が高い「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」。テイスティングセミナーで語られた内容とは?

ここでは、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト テイスティング・セミナー」のレポートを紹介していきます。
              
              

ドメーヌの情熱、アルザスの魅力を語ったジョリーン・ハンターさん

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今回、セミナーに招かれたのは「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」の輸出部長であるジョリーン・ハンターさん。
同ワイナリーについて、テイスティングワインの解説、さらにアルザスの土壌組成など、大変興味深い話を聞くことができました。

今回は、ジョリーン・ハンターさんが語った内容を簡単にまとめていきます。
                  
                  

アルザスでも由緒ある家系のワイナリー

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高品質なワインを造るドメーヌとして世界的に名を知られている「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」。このドメーヌが誕生したのは1959年と、同地方の中では比較的若いワイナリーです。

しかし、同ドメーヌのフンブレヒト家はアルザス地方で1620年からワイン造りを手掛けている生産者であり、アルザス地方でのワイン造りにおいて長い歴史をもっています。

設立当時、5haしか自社畑を持っていなかった「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」ですが、今ではなんと6コミューン(村)に41haを所持

12代目当主のオリヴィエ・フンブレヒト氏は、土地の可能性を見出すことに長けており、荒れ果てた場所であっても、可能性があればその場所を手に入れていったそう。

パッチワークのように散在した、複雑な土壌組成を持つアルザスの個性を生かす、「テロワール」を反映したワイン造りを心掛けているドメーヌです。
                  
                   

信頼の造り手、オリヴィエ・フンブレヒト氏

13574前述した、12代目当主のオリヴィエ・フンブレヒト氏(写真 左)ですが、実は世界最難関と言われているワイン資格“マスター・オブ・ワイン”の保有者。
なんと、フランス人としては初、ワインメーカーとしては世界で二人目という快挙を成し遂げた人物なのです。

                  

13578さらに、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」の自社畑は全て、最も難しい栽培法と言われているビオディナミ農法。
多種多様なテロワールを持つ“アルザスの個性”を大切にする、オリヴィエ・フンブレヒト氏ならではの選択ではないでしょうか。


ビオディナミというと、やや個性が強過ぎるワイン、というイメージを持たれる方も少なくないかもしれませんが、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」のワインは全てクリーンでありエレガント。
複雑性もあり、その品質の高さは世界中のワインファンはもちろん、多くの生産者からも評価されています。


その証拠に、オリヴィエ・フンブレヒト氏は2002年から国際ビオディナミ生産者組合会長となり、2011年からはアルザス・グラン・クリュ協会会長に就任。
自らのドメーヌの価値向上だけではなく、ワイン業界全体の発展にも尽力しているのです。
               
               

こだわりの醸造

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ビオディナミにこだわる「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」。当然、醸造にも一切の抜かりはありません。
品質の高いブドウのポテンシャルを生かすため、極力自然なワイン造りを行っています。

手摘み収穫はもちろん、自然酵母のみを使用し、伝統的なアルザスのオーク大樽で仕込みます。12〜18ヶ月に及ぶ長期発酵を行っており、その後も清澄剤は一切使わずに瓶詰めされます。
                   
                  

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「ビオディナミ農法とこだわりの醸造によって、畑のバランスやブドウ樹のバランスなど、ワインの中に全てのバランスが美しくまとまるようになった」と、ジョリーン・ハンターさん。

長時間のプレスにより、ほど良く香味成分などが抽出され、フェノール量も増加(苦みを呈するタンニンは出ない)。
さらに、発酵のスタートとストップは自然の力に任せているということですが、これも長年の勘、テクニック、そしてワインへの知識を有していないと選択できないリスクの高い醸造です(ちなみに、自然酵母は、200種類ほど確認できているそう)。

そして、ピノ・グリ、リースリングなど、品種によっても熟成期間を調節し、瓶詰めを行うという徹底ぶり。

できるだけ、人間の手を介さない栽培、醸造といいながらも、それは“放置する”のとは全く意味合いが違っており、まさに匠の技が詰め込まれたワイン造りであることがわかります。

これも、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」の魅力でしょう。
                
              

魅力溢れる、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」

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前半では、「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」について紹介しました。後半では、実際に用意されたワインについて紹介していきます。


【ご参考】

日本リカー

ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト
                 
                  

CAVE THE SELECT
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