ドメーヌヒデとフランスの自然派ワインを飲み比べ!?「ドメーヌ・ヒデ x アペロ、ワインメーカーズディナー」に潜入取材!|カーヴ(Cave) -ワインがもっと楽しくなる!日本最大級のワインのレビューサイト

突撃リポート

ドメーヌヒデとフランスの自然派ワインを飲み比べ!?「ドメーヌ・ヒデ x アペロ、ワインメーカーズディナー」に潜入取材!

山梨県南アルプス市で、マスカット・ベーリーAを中心にナチュラルなワイン造りを続けている、ドメーヌヒデの渋谷氏。

先日、ドメーヌヒデのワインと、彼と同じ理念を共有するフランスのワインメーカーが手掛ける自然派ワインの飲み比べイベントが、東京都港区南青山にある、「アペロ ワインバー 青山」にて開催されました。

日本とフランス、それぞれの国のテロワールで生み出された自然派ワインを比較できるという、ユニークなこのイベント。一体、どんな内容だったのか、ここでお伝えしたいと思います。

              

フランス人店主も惚れ込む味わい!

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「アペロ ワインバー 青山」は、オーガニックワインとフランスの家庭料理を楽しめる、フランス人夫婦が営むワインバー。オーナーのギヨーム・デュペリエ氏はフランスの自然派ワインに精通している人物で、店内にも厳選された数多くの自然派ワインが揃えられていました。

さて、そんなフランス人のギヨーム氏ですが、なぜ今回ドメーヌヒデのワインを選んだのでしょうか。

実は、ギヨーム氏は数年前にドメーヌヒデの「ラピュータ」と出会い、こんなに美味しいマスカット・ベーリーAがあるのか、と感動されたのだそう。

その後、知る人ぞ知る、あの渋谷区神宮前にあるワインショップ「ウィルトス」の中尾有氏と、「いつか、フランスの自然派ワインと、ヒデさんのワインの飲み比べイベントが出来たらいいね〜」などという、世間話が発展し、今日のこの日を迎えたのだそうです。

当日は、ギヨーム氏と中尾氏が来場されたお客さまを手厚く、笑顔でもてなしており、自然派らしい、イイ感じの「ユルさ」を楽しめる会となりました。
               
              

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左から、「ドメーヌヒデ」の渋谷氏、「アペロ ワインバー 青山」のギヨーム夫妻、
そしてワインショップ「ウィルトス」の中尾氏。


                   

フランスの家庭の味わいが楽しめるオーガニック料理も魅力!

12890今回、お食事はスタンディングビュッフェ形式となっていて、「アペロ ワインバー 青山」が厳選した、オーガニック野菜や牛肉、豚肉を使ったフランスの家庭料理が振る舞われました。

もちろん、全てが素晴らしい味わいだったのですが、自然派ワインに合うような味わいとなっていたことから、今回テイスティングしたワインとのマリアージュを、一品ずつ確かめられる貴重な経験ができました。

               

スライドでドメーヌヒデの造りを学ぶ!

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イベントには、ドメーヌヒデの渋谷氏も訪れていたことから、ワインメーカーセミナーも同時開催されました。

スライドを使い、画像と動画を交えながら、なぜマスカット・ベーリーAに心惹かれたのか、山梨県南アルプス市のテロワールについて、ドメーヌヒデのワイン造りのこだわりなどが語られました。

              

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ちなみに、今テイスティングイベントに訪れたのは、日本人だけでなく、半分はフランス人の方々。

日本のテロワールやドメーヌヒデのナチュラルな造りに大変興味を示しており、セミナー終了後にも、積極的に渋谷氏にワイン造りについて質問していた姿が印象的でした。

※なお、CAVEではドメーヌヒデのこだわりについて過去にインタビューしているので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

                

個性がぶつかりあった、ワインテイスティング!

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今回、イベントで用意されたワインは、ドメーヌヒデのワイン3種類とフランスのドメーヌが醸す自然派ワインの3種類の、計6種類。

まず、前半はドメーヌヒデの「ぷちぷち 2016」からスタートし、「ポンペット」、「ラピュータ」をテイスティング。

そして、後半のフランスワインは、ロワールのカベルネ・フラン、ボージョレのガメイ、そしてフィトゥ(ラングドッグ)のカリニャン主体、の順に提供されました。

※ワインリストは、後編で紹介します!

今回、日本の自然派ワインとフランスのそれが、どれだけ違うのか…というバトル(プロレス)感覚で楽しもうと思っていたのですが、正直、その考えは浅はかだった、と猛省しています。

               

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もちろん、全てが素晴らしいワインだったのですが、ナチュール系のワインは、「比べられない」という答えに行き着きました。

淡い、香りが繊細、余韻が長いか短いかなど、テイストの違いは比較できますが、全てが独自の世界観を持っており、造り手の思いがそれぞれのワインにしっかり詰まっているため、バトルさせるより、1本1本に真剣に対峙したい気持ちにさせられたのです。

強いて言うのであれば、自然派ワインは造り手の思いがその味に反映している、ということで、一口ワインを口に含んだ瞬間「造り手はどんな人だろうか?きっと、キャラ濃い人物なんだろうな…」など、人となりの比較はできたかもしれません。

渋谷氏のワインは、いつもと変わらないピュアな味わいでしたが、個人的には自分が大好きな「男性的」なテイストを感じました。

CAVEでも、ドメーヌヒデのワインが購入できるので、その味わいを皆さんで楽しめかめてみてください。

フランスの方もマスカット・ベーリーAを認めた!?

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さて、個人的に気になったのがイベントに参加したフランス人の方々の日本の自然派ワインに対する評価です。

話を聞いてみると、「マスカット・ベーリーAは、人工的なフルーツ香とか、キャンディのような香りがあるイメージだったが、このワインはそれらが抑えられ、ピーチなど、フルーツ本来の香りを楽しめる。ロワール地方のカベルネ・フランを思わせる、そんな味わいだった」とのことです。

                   

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また、外国人の旦那さまがいらっしゃる日本人の女性も、「フランスでワインの仕事を夫婦でしていたのだが、ドメーヌ・ヒデのマスカット・ベーリーAに魅せられた。正直、あの甘いキャンディ香のマスカット・ベーリーAが苦手だったが、これは全く別もの。他の種類も沢山飲んでみたい!」と語っていました。

そのほか、ガメイに近い、という意見も。

                  

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ギヨーム氏曰く、「フランス人は、フランスワインばかりを飲んでいて、実は他の国のワインをあまり知らない。日本に訪れたフランス人も、大きなスーパーだと日本産の自然派ワインはあまり見かけないし、日本語が話せないと小さなワインショップにも入れない。

個人的には、世界各国のワインが飲める日本はパリより面白いけれど、日本産の良い自然派ワインを出す信頼できるお店、となるとまだまだ少ないと思う。

だから、今回のような会は、フランス人にとっては、新しいワインを知る“チャンス”だったと思う。有意義な時間を過ごせたんじゃないかな?」とのことです。

日本の自然派ワインが、フランス人にとっての新しい刺激…。こういったイベントがもっと増えて行くといいのにな、と感じた瞬間でした。

                   

お店もワインもとにかく最高!!

               
前編では、「アペロ ワインバー 青山」にて開催された、「ドメーヌ・ヒデ x アペロ、ワインメーカーズディナー」の内容についてお伝えしました。

                 

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「アペロ ワインバー 青山」には、今回は赤ワインでしたが、お店にはユニークな白ワインや数多くの自然派ワインが揃っていますし、オーナーのギヨーム氏や奥さまも大変気さくな方で、ワインのこと、フランス文化についてなど、聞けば何でも答えてくれます。

店内もスタイリッシュでオシャレですし、雰囲気、料理共に、全てが素敵です。

また、「ウィルトス」はワインショップも経営されており、中尾氏が厳選した、ほかではなかなか手に入らないワインが勢揃い。さらに、今イベント以外にも、ユニークなイベントを数多く予定しているようなので、気になる方はホームページをチェックしてみてください。

後編では、今回登場したワインリストを紹介します。


【ご参考】

・ドメーヌヒデ

株式会社ウィルトス

ウィルトスネットショップ

アペロワインバー青山
                

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ナカゴミ コウイチ

ナカゴミ コウイチ

山梨県出身、甲州ワイン育ちのフリーライターです。ラジオ関係、ファッション関係のライティングをしながら、大好きなワインのお仕事も精力的に行っています。ワインは日常的に楽しむ飲み物であるということを広く伝えて行くために活動を続けています。

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